昨秋、ユナイテッドエンタテイメントが配給し、劇場公開した『FASHION STORY−Model−』(中村さやか監督)が、3月15日(金)より台湾で公開。それを記念して17日(日)、本作に出演した人気モデル・加賀美セイラが、台北市内の映画館・欣欣秀泰影城にて舞台挨拶を行った。当日は多くのファンやマスコミで埋め尽くされ、本編終演後、加賀美が登場するやいなや、場内は大きな歓声と熱気に包まれた。劇場では主演を務めた本田翼や河北麻友子のコメント上映に続いて、加賀美が中国語での挨拶や本作撮影時の裏話を披露したほか、サプライズとして、観客全員とのハイタッチが行われることに。なかには日本語で話しかけるファンもおり、彼女がそれに気さくに応えるなど、じつにアットホームなイベントとなった。

 その翌日となる、18日(月)には主演を務めた本田翼も来台。台北・松山空港では彼女のニックネームである「ばっさー」と書かれたプラカードを持った大勢のファンに囲まれた。この日は、本作の台湾公開が第1弾企画となるアジア5ヶ所で共同開催されるエンタテインメント・イベント「Asia Collection “BIG STAGE”」の記者会見が開催。会場となったリージェントホテル台北には、TV10社をはじめとする40社以上、100名を超える現地メディアが集結し、本田と加賀美の人気の高さを証明した。2人は中国語で自己紹介した後、映画撮影時のエピソードや台湾での思い出などを披露。また、この日は“台湾のスーザン・ボイル”と称される体重113キロの美声アーティスト・小胖も登場。彼の美声に2人は酔いしれた後、日本での鏡割にあたる水晶(レーザー水晶球)に手を当てる式典では共演を果たした。そんな“美女と美声の野獣”との共演に、場内は大きな拍手と歓声に包まれていた。

台湾では“日本版『プラダを着た悪魔』”とも紹介されている本作『FASHION STORY−Model−』。セルDVD&ブルーレイは、オールインエンタテイメントにて現在発売中。税込み価格 各3,990円/レンタルDVD&ブルーレイは3月25日よりレンタル開始。

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執筆者

Yasuhiro Togawa