本作の舞台となる1940 年代のロサンゼルスはギャングのボス、ミッキー・コーエンが、麻薬、銃、売春、そしてシカゴ西部の賭博場から非合法に利益を得ながら、この街を支配していた。彼の非情な活動を裏で守っているのは、汚職にまみれた警官や政治家たち。
1940 年代のロス市警のどの部署にも腐敗が蔓延している為、パーカー市警本部長􄠄ニック・ノルティ􄠅はコーエンを公に捜査することができない。そこでミッキー・コーエンを倒すべく極秘に結成されたのが、ジョシュ・ブローリン演じるジョン・オマラ巡査部長を中心とした最強部隊“ギャング部隊”なのだ。オマラがメンバーの人選を担当し、ライアン・ゴズリング演じるジェリー・ウーターズ巡査部長ら6 人、警察内では異端視されている“はみ出しもの”ばかりを集め、ギャングとの戦争を仕掛けた。

彼らは素性を隠し、ギャングに戦争を仕掛けるが、時には稼ぎ場に強盗として押し入ったり、麻薬の裏取引の車を強襲したり、一度捕まった仲間を脱獄させたりと、ギャング顔負けの暴力的な違法行為でコーエンの巨大組織を根っこから壊滅させようする。

この度解禁となる日本版60 秒予告の中では、無法地帯L.A.を牛耳るギャングのボス、ミッキー・コーエンの独白に始まり、ロス市警の中で極秘に結成された秘密部隊がギャングさながらに賭博場に強盗として押し入るシーン、車を爆破させるシーン等、ギャング顔負けの暴力的な違法行為の一部が収められている。
最強部隊のリーダー、ジョン・オマラ役を演じるジョシュ・ブローリンは、自身もロサンゼルス生まれで、役柄同様に故郷にとてつもない誇りを持っており、自身が演じるオマラについても「強く共感している。彼は必ずしもルールをきっちりと守るわけではなく、形式的な決まりごとが好きではない一方で、信念は固いんだ。不正は正すべきであり、自分は事態を改善させることができると信じている。僕は彼のそんなところも気に入った。」と語る。
ルーベン・フライシャー監督も「ジョシュを見ると、彼はぴったりだ。あの時代から抜け出したような風貌で、そんな彼が抑制されたストイックな風貌で、そんな彼が抑制されたストイックなもの静かさでオマラを演じると、ほんとうにパワフルだよ。」と絶賛!
予告映像だけでも、1940 年代の時代感、正義に対する男達の熱き信念を感じることができるだろう。

http://youtu.be/YPJDNeBc4GY

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執筆者

Yasuhiro Togawa