2000年に発刊され、第46回江戸川乱歩賞を受賞した首藤瓜於(しゅどううりお)による小説『脳男』。発刊当時から高い評価とその独創的な内容から数多くのファンを生みだした作品が10年以上の歳月を経て、生田斗真を主演に迎え、この作品に呼び寄せられた至高の才能たちの手により、映画化されました。生まれつき並外れた記憶力・知能・肉体を持ちながら、しかし人間としての「感情」を持たない美しき殺戮者—彼の名は”脳男”。”何が悪で何が正義か? 愛とは? 心とは?”観る者の感情を大きく揺さぶる戦慄のバイオレンスミステリー「脳男」がついに誕生します。

この度、映画「脳男」は、2007年に公開されて話題を呼んで以来、累計アクセス約6億PVを記録し、おそらく多くの人が一度は利用したことがあるであろうWEB上の診断コンテンツ、「脳内メーカー」とコラボレーションすることとなりました。「脳内メーカー」は、名前を入力するだけでその人の脳内診断図を生成するジェネレーターで、「なんだか当たってる!?」「当たってないけどその人とのギャップに笑える」といった絶妙なラインの診断結果が人気を呼んでいます。今回「脳男」とのコラボで作成されたのは、身体能力や頭脳、あらゆることに長けていながら、感情のピースが欠落した主人公、鈴木一郎こと“脳男”の設定になぞらえた「欠けてる脳内ピースメーカー」です。名前を入力するだけで、ユーザーの脳に欠落した能力が、欠けたパズルのピースとなって表示されるというもの。脳内メーカーの制作を手がける「うそこメーカー」からは、この「欠けてる脳内ピースメーカー」制作にあたり以下のようなコメントが寄せられています。「映画『脳男』は並外れた肉体と知能を持ちながら、人間的な感情を一切欠いた”脳男”を描いた作品ですが、一番眩しく輝く満月よりも、欠けた半月や三日月の方が魅力を感じ、どことなく興味をそそられるように、完璧な人間よりもどこか抜けてる人の方が、人から好かれやすいような気がします。ただ、無くした物の正体を知らずに探し物をすることはできないように、”自分に何が欠けてるか”なんてことは、自分じゃ見つけられないんですがどうしましょ? という声にお答えしたのがこのメーカー。ボタン1つでその人に何が欠けてるか知ることができます。ただし当サイトは、その結果によって起きるいかなる責任を負うという事に欠けておりますのであしからず。」 百聞は一見にしかず。是非、ご自身やご家族や気になる誰かに欠けたピースを診断してみてください。

欠けてる脳内ピースメーカー:http://usokomaker.com/kaketeru/

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執筆者

Yasuhiro Togawa