日本映画史に残る大作「八甲田山」をはじめ、数々の作品でカメラを回し続けてきた木村大作。    
2009年には、冬山での厳しい自然環境のもと撮影がおこなわれた「劔岳 点の記」が、初監督作品として日本アカデミー賞最優秀監督賞ほか数々の賞を受賞。興行収入25,8億円・観客動員200万人を突破し大ヒットを記録。
そしてこの度、木村大作監督が待望の最新作を発表!笹本稜平の同名小説「春を背負って」を映画化(2014年)。菫(すみれ)小屋を舞台に、家族と、そこに集う人たちの力強い生き方と温かな交流を描いた、“それぞれの居場所”を求める人間ドラマ。
撮影は、富山県の立山連峰を舞台に2013年4月〜11月にかけて8ヶ月にも及ぶ大規模なロケを予定。春夏秋冬、四季折々の雄大な自然の美しさ、厳しさを舞台に繰り広げられるヒューマンドラマにご期待下さい。

誰にでも思いでの土台になる
美しさ寂しさ喜びを感じる自然がある
人はそれぞれの居場所を求めて旅をする
自分は立山連峰3000mの菫(すみれ)小屋に、今
            木村 大作

■作品情報
撮影:2013年4月〜11月
公開:2014年
配給:東宝
監督/撮影:木村大作 「劒岳 点の記」
脚本:瀧本智行 「イキガミ」「星守る犬」
原作:笹本稜平(文藝春秋刊) 「時の渚」「太平洋の薔薇」「越境捜査」

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執筆者

Yasuhiro Togawa