この度、富田克也、冨永昌敬、真利子哲也という今もっとも新作が注目されている三人の監督によるオムニバス映画「同じ星の下、それぞれの夜」がテアトル新宿、シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開する運びとなりました。本作は第4 回沖縄国際映画祭の地域発信プロジェクトのアジア版として企画、製作され、ナント三大陸映画祭グランプリを受賞した「サウダーヂ」の富田監督がタイ、「ドルメン」がドイツ・オーバーハウゼン国際短編映画祭にて審査員奨励賞を受賞し、その後「パンドラの匣」、「乱暴と待機」など意欲的に作品を作り続けている冨永監督がフィリピン、ロカルノ国際映画祭にて特別上映作品として「NINIFUNI」が選出され話題となった真利子監督がマレーシアと、それぞれの国でそれぞれのアイデアを結晶化させた意欲作です。

出演陣も川瀬陽太、ムーディ勝山、山本剛史という日本人のほかアジア各国の役者陣も加わり国際色とバラエティに富んだ映画として仕上がりました。

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執筆者

Yasuhiro Togawa