吉田修一著、2010年本屋大賞3位、第23回柴田錬三郎賞受賞の話題作、『横道世之介』(よこみちよのすけ)が実写映画化。
主人公、横道世之介に高良健吾、ヒロイン与謝野祥子に、吉高由里子、世之介の大学の友達、倉持一平役に池松壮亮、世之介が憧れる年上女性、片瀬千春に伊藤 歩、女性に興味を持てない世之介の同級生、加藤雄介に綾野 剛、が決定しております。

更なる追加キャストが下記のように、決定いたしました。

世之介のアパートの隣人・カメラマン、室田恵介に井浦 新<37歳 『11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち』(若松孝二監督)>、与謝野祥子の父親に國村 隼<56歳『さや侍』(松本人志監督)>、同じく祥子の母親に堀内敬子<41歳 『映画 ひみつのアッコちゃん』(川村泰祐監督)>、更に、世之介の父親、横道洋造役にきたろう<63歳 『南極料理人』(沖田修一監督)>、世之介の母親、横道多恵子役に余 貴美子<55歳 『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』(蔵方政俊監督)>、と豪華ベテラン俳優陣が集結。 

その他、世之介の同級生・阿久津唯役に朝倉あき<20歳 『神様のカルテ』(深川栄洋監督)>、世之介の元カノ・大崎さくら役に黒川芽以<25歳 『ボーイズ・オン・ザ・ラン』(三浦大輔監督)>、世之介の同郷の友人・小沢役に柄本 佑<25歳 『美しい夏キリシマ』(黒木和雄監督)>、祥子の幼馴染・戸井睦美役に佐津川愛美<23歳 『忍道-SHINOBIDO-』(森岡利行監督)>ら実力派の若手キャストに加え、江口のりこ、眞島秀和、ムロツヨシ、広岡由里子、渋川清彦、大水洋介(ラバーガール)、田中こなつ、ら個性派が脇を固めます。

原作は、1980年代を舞台に、上京したての大学一年生・横道世之介の日常と、彼を取り巻く人々を優しい目線から描いた吉田修一の青春感動長編「横道世之介」(毎日新聞社 刊)※毎日新聞夕刊にて2008年4月1日〜2009年3月31日連載。単行本は2009年9月刊、全国書店で絶賛発売中。一生懸命生きる人々を優しく見つめ、独特のユーモアを生み出す絶妙な演出に定評のある沖田修一監督が、劇団「五反田団」主宰、『生きてるものはいないのか』(石井岳龍監督)の劇作家・小説家の前田司郎と共に脚本を手掛け、1980年代後半に青春時代を送った若者たちの日常と彼らのその後を温かく描く期待の新作映画です。是非ご注目ください!

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執筆者

Yasuhiro Togawa