監督:三宅唱 主演:村上淳 主題歌:大橋トリオが、第65回ロカルノ国際映画祭インターナショナル・コンペティション部門正式出品決定いたしました。
また2012年秋 オーディトリウム渋谷にてロードショーも同時に決定いたしました。

日本映画界の新たな才能、三宅唱によるモノクロームの映像美『Playbac』。

処女長編『やくたたず』(10)から片鱗を見せていたその才能は2作目にして既に開花!
村上淳や加瀬亮など、映画をこよなく愛する俳優たちをもうならせる
堂々たる映像と演出力に注目せよ!
主演は、瀬々敬久監督、石井岳龍監督、熊切和嘉監督、園子温監督など、国際的評価も高い監督たちの作品に欠かせない俳優である村上淳。スタッフと一緒にロケハンに参加するなど、通常の映画作りを超えたコラボレーションが本作では実現。
その他の出演者には、渋川清彦、三浦誠己、渡辺真起子、菅田俊など、実力者たちが勢揃い。
また主題歌には、若者から絶大な支持を受ける大橋トリオが未発表曲「オールドタイム」を提供。その美しいメロディと歌声が『Playback』の世界観をさらに広げています。

本作では主演の村上が、実年齢と同じ40歳手前の、人生の分岐点に立つ俳優に扮します。過去と現在とを行き来しながら、未来への力強い一歩を踏み出すその過程を、時間軸の揺れやぶれを多角的に用いつつ、儚い記憶や追憶とともに、見事に演出。三宅唱のオリジナルな映像センスに圧倒されるでしょう。
まるで人の記憶を垣間みるような美しくも切ないモノクロ映像に、俳優たちの顔を鮮烈に焼き付けた映画『Playback』。

日本映画の新たな才能が生み出す感動を、ぜひ体験してみてください。

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執筆者

Yasuhiro Togawa