3月の映画化発表後、4月10日(火)にクランクインし、順調に撮影を進めている『悪の教典』。問題だらけの高校で、教師が生徒全員皆殺し!という本作で、伊藤英明演じるサイコパス教師・蓮実のターゲットとなる生徒役、さらに教師役のキャストが解禁になります!

蓮実(伊藤英明)の担任する2年4組クラスの生徒で、直感が鋭く、蓮実への不信感を抱いている片桐怜花役には二階堂ふみ。クラスは違うが怜花のことを想う同級生で、集団カンニングの首謀者・早水圭介役には染谷将太。怜花と同じく2年4組の生徒で、同性愛者であり、蓮実の同僚教師と関係を持っている前島雅彦役には林遣都。
さらに、蓮実の同僚で、生徒にセクハラをする体育教師の柴原徹朗役には山田孝之が抜擢されました!
自らの失敗を隠滅するため、受け持つクラスの生徒全員を惨殺する主人公・蓮実。撮影はこれから、怒涛の殺戮シーンに突入します!!

本作は、監督・キャスト合わせて、ベネチア国際映画祭経験者が5名も集結!
海外の映画祭では常連の三池崇史監督は、2007年の『スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ』で伊藤英明と、2010年『十三人の刺客』では山田孝之とベネチア映画祭に参加。さらに、2011年『ヒミズ』で日本人で初めて、最優秀新人俳優賞にあたる“マルチェロ・マストロヤンニ賞”を受賞した染谷将太と二階堂ふみの二人を生徒役に抜擢した本作も、もちろん、第69回ベネチア国際映画祭への出品を目指します!!

臼井 央(プロデューサー):
ベネチアについては、 クランクアップ後、すぐに三池監督が編集作業に入り、急ピッチで海外映画祭の選考に間に合うよう進めるスケジュールを組んでいます。監督キャスト含め、この衝撃を日本に留めることなく、世界に届けられるよう、撮影に挑んでいる日々を送っています。

以下、各キャストコメント

二階堂ふみ(片桐怜花):
思いこがれていた三池組です。
最高のエンターテイメントになるよう、現場に激しく片桐怜花をぶつけていきたいと思います。

染谷将太(早水圭介):
赤にもいろいろな赤があると思いますが、三池大先生のイメージする赤色の血を、流したいと思います。

林 遣都(前島雅彦):
確実に衝撃的な作品になると思うので、完成を楽しみにしながら撮影の日々を送っています。自分は孤立していて少し変わった役柄なのですが、一つの学園の中でのお話なので、生徒の皆と良い雰囲気を作る事を心掛けたいと思います。

山田孝之(柴原徹朗):
台本を読んでストーリーや役に惹かれたのと、やはり三池さんの作品には出たいという気持ちからオファーを受けました。
三池さんや伊藤さん、先輩方からまだ知らないことを教わりたい、遣都やふみちゃん達を見て、新鮮な感覚を取り戻せたら、そんな気持ちです。

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執筆者

Yasuhiro Togawa