監督・脚本 内村光良 × 原作 鈴木おさむ
多くのお笑い芸人たちがマジ泣きしたベストセラー小説の映画化!

内村光良が、鈴木おさむ原作の「芸人交換日記〜イエローハーツの物語〜」(太田出版刊)の監督を務めることが決定。自身もお笑い第三世代としてお笑い芸人たちの世界をよく知る、ウッチャンナンチャンの内村光良が、自分も経験してきた「お笑い芸人たちの青春」を温かくもリアルに描く。内村が映画のメガホンをとるのは、監督・脚本・主演を務めた『ピーナッツ』以来約7年ぶり2作目。原作は、2010年にクイックジャパンに連載されるや、お笑い芸人の世界を間近に知る、鈴木おさむだからこそ描ける青春小説として話題に。架空の売れないお笑いコンビの生活と葛藤を描いており、2011年3月に単行本が発売されると、そのあまりのリアルさから、多くのお笑い芸人たちの間でも「泣いた」という声が続出。その反響から、テレビバラエティ番組では実際のお笑い芸人たちによる交換日記企画がお茶の間の涙を誘い、オードリー若林、田中圭により舞台化されると、チケットはプラチナチケットになるほどの話題作となった。放送作家・鈴木おさむのモンスター企画。鈴木おさむ原作としては、2008年公開の『ハンサム★スーツ』以来2作目となる。

伊藤淳史 × 小出恵介 
実力派俳優の初競演で贈る感動の物語!

結成12年目、いまだ鳴かず飛ばずのお笑い芸人「房総スイマーズ」。これまで、コンビの今後について真剣に話すことを互いに避けてきたふたりも、気がつけば30歳。お笑いに懸ける思いは本気。でももう後がない。だから何とかして変わりたい。そう思ったふたりは、「交換日記」を使ってコミュニケーションを取り始めた。お互いの本音をぶつけ合うために。主演は、伊藤淳史(「電車男(TV)」)と、小出恵介(『Rookies 〜卒業〜』)のダブル主演。数々の話題作に出演、20代後半となり実力派俳優として活躍中の2人の競演は必見だ。「こいつと一緒に人を笑わせたい」、その想いだけを胸に夢を追い続けて12年。このまま夢を追い続けるべきなのか。それとも諦めるべきなのか。閉塞感のある今だからこそ、貧しくも厳しい芸人の世界で、互いの存在を思いあいながら夢に向かうお笑い芸人のコンビの姿、そして大事な人のためにその大切な夢をあきらめる男の決断に、多くの人間が熱い感動の涙をこぼすだろう。

−−監督・脚本 内村光良
自分に最も近いお笑いの世界の話なので、その物語を映像化するにあたっては脚本作りにも時間をかけ、劇中のネタについては主演俳優の二人とも準備を繰り返してきました。
皆様に楽しんでいただける作品を目指し日夜頑張っています。
お笑いの世界のコンビの物語ということではありますが、劇中のネタを原作の“漫才のコンビ”から“コントのコンビ”に変えさせていただきました。
新たな挑戦になりますが、新鮮だし緊張もあり、大変だけど楽しいです。
絶対に良い作品にしたいと思いますので、ご期待下さい。

−−伊藤淳史(田中役)
多くの人に共感してもらえるようなリアリティがある物語だと思います。夢を諦めるとか、そこにある葛藤、選んだ道の先にある悲しみや喜び、そういう所をしっかり伝えていければ良いと思います。コントで笑えて、物語で感動できる作品になると思います。

−−小出恵介(甲本役)
とても良い物語で、オファーを頂いた時すごくやりたいと思いました。痛いぐらいリアルで、鈴木おさむさんが見てきたものの集合体なんだろうと。監督が本物のお笑い芸人さんで、伝説的な方なので、お笑い芸人の役をこちらが背負って監督のイメージに近づけていくことの難しさを感じながらも、楽しんで演じています。

−−放送作家 鈴木おさむ
僕の書いた小説「芸人交換日記〜イエローハーツの物語〜」が内村さんの手により「ボクたちの交換日記」として映画化されるなんて、本当に興奮です!
僕が放送作家になりたい!と思ったったきっかけとなるテレビ番組に出ていたのは内村さんでした。
多くの芸人さんの夢が叶い、そして夢が散る所を沢山見て来た内村さんだからこそ、他の監督では絶対に出来ない作品になるはずです!
そして、主演の二人、伊藤さんと小出さん。この二人が田中・甲本を演じている姿を想像するだけで、涙が出てきてしまいます!
最高の監督と最高の出演者で作られるこの物語「ボクたちの交換日記」。
昔、夢を諦めたことのある人も、今、夢ともがいている人も、絶対絶対見てほしい映画になることでしょう!

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執筆者

Yasuhiro Togawa