異色のコラボレーションが実現した。夜な夜な動き出す理科室の人体模型を主人公に、真夜中の学校で巻き起こる一夜の大騒動を描く映画『放課後ミッドナイターズ』は、福岡を拠点に活動する奇才映像作家、竹清仁(たけきよひとし)監督が手掛ける長編アニメーション映画。本編完成前のパイロット版を見た海外の映画関係者の間で、その国籍不明の独創性が話題を呼び、オリジナルの映画としては異例の5カ国同時公開が決定している。(日本、韓国、香港、台湾、シンガポールで一斉公開)

内臓むき出しでうんちくをたれる人体模型(声・山寺宏一)や、いかつい割には気弱な骨格標本(声・田口浩正)が繰り広げる大騒動映画のメインテーマ(主題歌)として起用されたのは、話題の4人組現役大学生ガールズロックバンド、ねごとによる新曲、「Re:myend!」。(読み:リマインド)
力強い技巧派のロックサウンドに透き通るようなハイトーン・ボーカルが新しい感性を生むねごとは、楽曲を発表し、ライブやフェスを重ねるごとに確実にファンを増やし、最新シングル「sharp♯」はオリコンシングルウィークリーチャートで初のTOP10入りを果たした。
映画『放課後ミッドナイターズ』と、ねごと「Re:myend!」による音の化学反応は、一部の劇場や公式サイトで解禁された特報予告で垣間みられる。
また、映画『放課後ミッドナイターズ』では、発表済みのメインキャスト、山寺宏一と田口浩正の他に、主要な声優陣を公式サイト上で発表した。若手から熟練まで、多彩な声優陣が顔を揃え、奇妙なキャラクター達による掛け合いを演じる。

■竹清仁監督コメント
「真夜中のガッコー」で人体模型や骨格標本など、奇妙なやつらが大暴れする、この奇天烈な映画のイメージに合うアーティストを探していて出会ったのが「ねごと」。
なんて素敵で、イメージにピッタリなバンド名。
しかも曲を聞かせてもらったら、とびきりキュートで最高にカッコイイ!!
即座に彼女たちにお願いしたい!と思いました。
作品の世界観をギュッ!と凝縮したような歌詞、疾走感あふれる楽曲。
この映画の気分を見事に表現した、映画を締めくくるにふさわしい、素晴らしい主題歌をつくっていただきました。
この曲を聞いたら、きっとみんなガッコーに行きたくなりますよ!

■ねごとVo&Key
蒼山幸子コメント
こんにちは、ねごとです。
今回は放課後ミッドナイターズという、こんな素敵な映画に主題歌として選んで頂きありがとうございます。とても光栄に思っています。
「Re:myend!」というタイトルはいつしか失くしてしまった自分の中の、亡霊のような情熱を呼び覚ましたいという意味を込めてつけました。
この曲が映画館で様々なモンスターや、魔物や、自分たちの中の幽霊たちと躍る日を楽しみにしています。
■ねごとオフィシャルサイト
http://www.negoto.com

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執筆者

Yasuhiro Togawa