福島県の復興支援と役者人生55年 名脇役入川保則の主演、遺作になる作品『ビターコーヒーライフ』
「銭形平次」「水戸黄門」などドラマ、舞台で活躍していた俳優。
2010年7月、直腸がんが見つかったがすでに全身に転移。抗がん剤などの延命治療を拒み、余命を2011年8月までと宣告され、2011年9月に撮影した本当の遺作。
【あらすじ】
主舞台は、白河市内のしょうしゃな造りの喫茶店「ビターコーヒーライフ」。主演の入川は、元警視庁捜査一課刑事の経歴を持つ喫茶店マスター役。20年前の殺人事件で逮捕した犯人の娘を引き取り、養女として育ててきたが、末期癌を患い余命短いことを悟り、養女と出所後に行方が知れない実の父親を引き合わせようと奔走する親子の情愛物語。
2012年5月12日からヒューマントラストシネマ渋谷・テアトル梅田、ほか全国ロードショー
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執筆者
Yasuhiro Togawa