映画『世界最古の洞窟壁画３５ｍｍ 忘れられた夢の記憶』３Dから３５ｍｍへ! 　映画界史上初、“原点回帰”興行！

※鳴り止まない絶賛の声！！公開延長決定！
　TOHOシネマズ六本木ヒルズ：3月24日（土）〜3月30日（金）
　TOHOシネマズなんば：3月31日（土）〜4月6日（金））

「凄い！の言葉に尽きる・・・」「芸術に関わる人は必ず観るべき！」「最古の人類遺産を３D映像で観られるなんて」（Coco-映画レビューサイトより）など、あまりにも深く強烈な映像体験に、興奮と感動の声が続々と寄せられるドキュメンタリー映画『世界最古の洞窟壁画 3Ｄ 忘れられた夢の記憶』。
　　３週間限定春休みロードショーとして公開された本作は、劇場に寄せられた視聴者の熱い感想を受け、限定公開としては異例の上映延長をしております。

そしてこのたび、配給会社のスターサンズでは、みなさまの絶賛の声を受けて、この度、35ｍｍ版の『世界最古の洞窟壁画 35mm 忘れられた夢の記憶』を緊急公開することを、決定 いたしました！
　先に全国公開しました本作３D版を、３５ミリ版フィルムにプリントした、ヘルツォーク監督自身のオリジナル・ナレーション、日本語字幕ヴァージョンでの公開 となります。３D版と２D版が、デジタルにて同時公開されることはありましたが、デジタルマスターを３５ｍｍフィルムへプリントして上映することは、日本映画業界、史上初となります。　
　またこれには、２０１３年までに全国の映画館のデジタル化が完了し今後フィルム上映が困難になると言われている、DCP問題を抱える映画業界の革命期において、もう一度フィルム上映について考え直す機会となってほしいという思いも込めております。
　本作は、フランス政府が初めての撮影を特別許可したショーヴェ洞窟を、巨匠ヴェルナー・ヘルツォークが世界初映画撮影を敢行いたしました。最古の洞窟壁画を美しく再現。トロント映画祭で注目され、ベルリン映画祭などで大きな話題を呼びました。アメリカでは興行的にも大ヒット、ニューヨーク、ロサンジェルス、全米の３大映画批評家協会賞も獲得しております。
　監督の意図によって構築された映像や脚本に書かれたナレーション、効果的な音楽などによって、画面に映る壁画を見た感動とはまた別のテーマや大きな感動を与えてくれます。巧妙に演出された映画として創り上げられた醍醐味をより深く感じてください。

★以下、配給会社スターサンズより

　　『世界最古の洞窟壁画３５ｍｍ 忘れられた夢の記憶』は３月３日に全国公開しました『世界最古の洞窟壁画３Ｄ 忘れられた夢の記憶』の３５ｍｍフィルム、ヴェルナー・ヘルツォーク監督自身のオリジナル・ナレーション、日本語字幕ヴァージョンです。
　　もともと、本作には二つの大きな要素があります。１９９４年に発見されたショーヴェ洞窟の３万２千年前と推定される美しい壁画を、洞窟の凹凸を巧妙に利用して撮影した、素晴らしい３Ｄ映画。実際に洞窟内に入ったかのようにヴィヴィッドに体験させてくれ、聞きやすく深いオダギリジョーのナレーションに誘われて美しいワンダーランドを楽しむアトラクション的なエンタテインメント。
　　もう一つは、ヘルツォークによって創り上げられたよく出来たドキュメンタリー映画としての側面。観客の多くは、ドキュメンタリー映画＝ノンフィクション　実際の真実　として解釈する。しかし、優秀なドキュメンタリー映画とは実際に存在する物、人物、風景を撮りながらも、監督の意図によって構築された映像や脚本に書かれたナレーション、効果的な音楽によって、巧妙に演出された映画として創り上げられます。それは、画面に映っている実際の事物を見た感想とはまた別のテーマや大きな感動を与えてくれます。
　　『世界最古の洞窟壁画３５ｍｍ 忘れられた夢の記憶』は、ヘルツォーク監督が仕組んだ映画のたくらみを読み解いて楽しめる知的エンタテインメントです。ドキュメンタリーという枠を軽々と越えて、自在に奔放に躍動する映画の粋をより楽しんでいただくために３５ｍｍフィルム・ヴァージョンを公開します。３Ｄヴァージョンと見比べていただくのも面白いと思います。

★著名人コメント

３万年前、芸術の根源に映画はあった。これは始源の映画に出会うための映画。
坂本龍一（音楽家）

洞窟の壁に絵を描くという身ぶりは、現実を超える世界へ繋がるための呪術的な意味を帯びている。
ヘルツォークの映像を通して、こうした原初の知覚の一端に触れられることは、至上の喜びといっていい。
石川直樹（写真家

ヘルツォークは古代人が有し、我々現代人が失した大切なモノを鮮やかに写し撮り提示している。
それが何であるのか、あなたの目で確かめて欲しい。
土取利行（音楽家）

５月１２日（土）より、４週間特別限定ロードショー　シアターＮ渋谷　ほか 全国順次公開