古代ギリシャ神話をテーマに広大なスケールと大胆なアクションで「人間」VS「神」の壮絶な戦いを描いた『タイタンの戦い』は2010年に公開されると世界的な大ヒットを記録。日本でも16億円を超える大ヒットで話題となった。待望の続編『タイタンの逆襲』(4月21日公開)は恐ろしい魔物クラーケンを「人間」が打ち破った『タイタンの戦い』から10年、規格外の巨神(タイタン)達が覚醒、「人類」は滅亡の危機を迎える。この勝ち目のない戦いに<人の心>と<神の体>を持つ男ペルセウス(サム・ワーシントン)が立ち上がる。
この度、本作にて登場し、人類を地獄へと突き落とすギリシャ神話の魔神達のビジュアルが公開され、これまで伏せられてきた規格外の巨神クロノス(全長500m)のビジュアルも公開された。

巨神クロノスとは、地上の神ゼウス、冥界の神ハデス、海の神ポセイドンの生みの親でありながら、強大すぎる力と、あまりの暴虐ゆえに世界が破滅してしまうと判断した三神達によって、冥界のさらに深いところにある牢タルタロスに閉じ込められた古の神(タイタン族の王)。公開されたクロノスの画像からも、危険で強大な様子が伝わってくる。シリーズを通して、最も巨大であり、強大過ぎる力を持つ敵に、勇者ペルセウスは一体どうやって倒すのか、どんなバトル、アクションシーンが繰り広げられるのか、公開を前に米大手映画批評サイト《ROTTEN TOMATOES》では、ユーザーの94%が本作を観たいと回答し、注目を集めている。(※ROTTEN TOMATOESの数字は2012年3月19日時点)

本作が他の作品に比べ、クリーチャーへの関心が高いことには訳がある。それは、本作が特撮映画の父と呼ばれるレイ・ハリーハウゼンの、スペクタクルの原点とたたえられる『タイタンの戦い』(81)ということだ。実はスティーヴン・スピルバーグ、ジェームズ・キャメロン、ジョージ・ルーカスなど現代を代表する巨匠たちもレイ・ハリーハウゼンに憧れ、映画業界の門を叩いているのだ。

本作で「人類」を終焉に導くの巨神たち。果たしてこの規格外バトルに勝利するのは「人類」なのか、それとも…
『世界侵略:ロサンゼルス決戦』で一躍有名になった若手監督ジョナサン・リーベスマンが新たにメガホンを取り、サム・ワーシントン(『アバター』)、レイフ・ファインズ(『ハリー・ポッター』シリーズ)、リーアム・ニーソン(『バットマンビギンズ』)といった実力派キャスト達は続投。スケール・アクション・クリーチャー全てが“規格外”で描かれる超大作『タイタンの逆襲』は4月21日(土)より全国のスクリーンを脅威の3D映像で暴れまわる!このGW、「人間」VS「魔神」の壮絶なバトルを見逃すな!

《公開されたクリーチャー》
ミノタウロス(MINOTAUR)…頭は牛、身体は人間という怪力の持ち主。[タルタロスの牢獄]の番人。
キメラ(CHIMERA)…頭はライオン、体は山羊、尻尾は蛇のという空飛ぶ双頭の獣。灼熱の火炎を吐く。
マカイ(MAKHAI)…2刀流×2という360度攻撃可能な戦闘の鬼。クロノスの放つ溶岩から生まれる。
クロノス(クロノス)…全長500m(推定)の巨神(タイタン)族の王。ゼウス、ハデス、ポセイドンの生みの親。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=49931

執筆者

Yasuhiro Togawa