大森南朋主演映画『東京プレイボーイクラブ』(配給・スタイルジャム/配給協力・ビターズ・エンド)が、2012年2月4日(土)に、渋谷ユーロスペース他、全国にて公開することが決定しました。

本作は、昨年のゆうばりファンタスティック映画祭で、『青春墓場〜明日と一緒に歩くのだ〜』で見事グランプリを受賞し、審査員長のジョニー・ト監督をして「恐るべき監督の出現だ」と言わしめた24歳の新人監督・奥田庸介と、今最も実力と人気を兼ね備えた俳優・大森南朋がタッグを組んだ作品で、大森が今まで見せたことがないハングリーな男をワイルドな色気で演じており、さらなる新境地を切り開いています。さらに、今や日本映画に欠かせない光石研との名(迷?)コンビぶりは必見です。

このたび、「第12回東京フィルメックス」(11/19〜11/27開催)のコンペティション部門へ正式出品し、「学生審査員賞」を受賞!!
今年の新たな企画として創設された、東京学生映画祭主催による同賞は、審査員の選任から賞の運営まですべてを学生自身の手で運営されており、まったく独自に選考されるものです。まさに監督と同世代の“若い年代の心”が、日本映画界を動かしていきたい熱い思いを、ビンビン共鳴しあう力のある作品であることが証明されました!!

公式上映の舞台挨拶のときには、「映画だ!楽しもうぜ!って感じで観てくれたら俺はハッピーだから!」と満足の気持ちを語っていた奥田監督でしたが、その熱い気持ちが直球で伝わったといえます!!

★★奥田庸介監督の受賞コメント★★
「新人として、若い方々に共感していただけて光栄です。精進します。」

★★受賞理由★★
東京フィルメックスのコンセプトに「映画の未来へ」とあります。芯をもってやり切る強さ、製作者の情熱が観客への刺激になり、最も映画を豊かにする。それこそが映画の「未来」に繋がるのではと考えました。数ある作品の中で、特に奥田監督の作品は、「映画を撮りたい!」という初期騒動が、無骨にむき出している様に感じました。それが本当に、刺激的でシビれました!!
故に、本賞に選ばせて頂きました。本作のようにパンクな作品がもっと世に広まっていけば、映画はより豊かになると思います。
(学生審査員:古池良子(東京造形大学)、山口直哉(東京藝術大学)、梶睦(東京慈恵会医科大学))

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執筆者

Yasuhiro Togawa