5,000 万部突破の大ヒットコミックが遂に実写映画化!

先月、実写映画化と主演の佐藤健の起用が発表された映画『るろうに剣心』のヒロイン、 神谷薫役に、今最も輝く 10 代を代表する女優、武井咲(17)が決定した。
「るろうに剣心」」(和月伸宏)は、1994 年から 1999 年に「週刊少年ジャンプ」(集英社刊) で連載された剣客マンガで、単行本(全 28 巻)の累計発行部数が 5,000 万部を超える大人 気コミックである。「週刊少年ジャンプ」連載中の 1996 年にはテレビアニメ化され、その 人気を不動のものにすると同時に、当時アニメ主題歌を担当するアーティストが次々と大 ブレイクするなど「るろうに剣心」人気は社会現象を巻き起こした。また、世界 23 カ国で翻 訳版が刊行され、今現在も世界中のファンに愛され続けている。

大友啓史監督曰く、「薫役は彼女以外考えられなかった」

本作の監督は大河ドラマ「龍馬伝」の大友啓史(45)。 20 年在籍した NHK をこの春退局し、 フリー第 1作目に本作を選んだ。
映画化発表の際に「「『るろうに剣心』は世界中にファンがたくさんいる漫画だからこそ、原作をリスペクトしつつ、より楽しんでいただけるよう、映画ならではの魅力にあふれた世界観をつくっていきたい。迫力あるアクションとともに上質のエンターテインメントをお見せします」と意気込みをコメントしていた大友監督は、武井のキャスティングについて「武井さんは、これから間違いなく大きくなっていく女優さん。無邪気な顔も持ちながら、仕事に対して根性が据わっている。今後色々な役を通じて、真っ直ぐに大きくなっていく可能性を感じる。17 歳という設定も合わせて、薫役は彼女以外考えられなかった」と起用の理由を明かした。
映画『るろうに剣心』がいよいよ8月にクランクインする。まだ多くが秘密のベールに包まれているが、来年の公開が今から待ち遠しい。2012年夏公開予定。

武井 咲 コメント
多くの方からすごく愛されている原作コミックの実写化ということで、すごく嬉しく、楽しみな 気持ちと同時に今から大変緊張しています。撮影に向けて、殺陣の稽古や所作などいろいろ覚えることも多く、そういった一つ一つの 動作に気が引き締まる思いです。この映画に携わるスタッフ・共演者の皆さんとのチームワークで、皆さんに喜んで頂けるような作品に出来るよう、私も精一杯力を尽くしこの撮影に挑みたいと思っています。公開楽しみに待っていて下さい。

大友啓史監督 コメント
ヒロイン・薫は若いながらも、神谷活心流道場主として父の教えや誇りを守り、流儀を継承していかねばならない立場。色々と背負うべきものが多いけど、それを糧にして成長していく という薫のキャラクターの背景が、今現在の武井さんの姿と重なった。
武井さんは、これから間違いなく大きくなっていく女優さん。無邪気な顔も持ちながら、 仕事に対して根性が据わっている。今後色々な役を通じて、真っ直ぐに大きくなっていく可能性を感じる。
今回は、剣術だけでなく、所作や心構えなど、学ぶことも多い役どころ。しかも、大人気のコミックが原作なので、多くのファンがいる。プレッシャーや大きな期待がかかる中で、彼女な らきっと魅力的な薫像を創り上げられると思う。剣心役の佐藤健くんと並んだときのバランスも、 とてもいい。
佐藤君は、実は性格も骨太いところがあり、今練習しているアクションも含めて、 重心がしっかりしている演技をする。その佐藤君が演じる剣心に、武井さんが持つ凛とした 雰囲気がよく似合う。
17歳という設定も合わせて、薫役は彼女以外考えられなかった。

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa