『G.I.ジョー』のチャニング・テイタムを主演に、アル・パチーノ、ジュリエット・ビノシュ、レイ・リオッタ、ケイティ・ホームズ、ら充実した顔ぶれの名優たちに支えられ、先が読めないクライム・サスペンス・アクション映画として昨年のサンダンス映画祭でも大きな反響を呼んだ『陰謀の代償』(配給:日活)が、7月9日(土)より銀座シネパトスほかにて全国公開されることが決定致しました。
監督・脚本は、ミュージシャン、画家としても幅広い活動を続ける鬼才ディート・モンティエル。自身の故郷であるクイーンズでの経験を題材に、今回も桁はずれのストーリーテラーぶりを発揮しています。

揉み消された二つの事件 鍵を握るのは”相棒”
N.Y.市警を舞台に豪華キャストで贈る、珠玉のクライム・サスペンス・アクション!

9・11事件の翌2002年、アメリカでもっとも多くの人種が渦巻くニューヨーク市クイーンズ区。人々はいまだテロの影響下にあり、治安の悪化が著しいこの街は猥雑なエネルギーに包まれていた。
新しく配属されてきた警官ジョナサン(チャニング・テイタム)は、かつてここで生まれ育ち、貧困と差別から抜け出すため、少年の頃誤って犯した殺人事件を闇に葬った過去を持っていた。そして、彼を殺人罪から助け出したのはジョナサンの父親の相棒刑事であるスタンフォード(アル・パチーノ)だった。
ジョナサンがクイーンズに戻った途端、何者かから過去の殺人をほのめかす脅迫状が届き始める。折しも地元紙に事件が隠匿されたことを告発する手紙が大々的に掲載され、警察腐敗の噂が広がることを恐れたマサース警部(レイ・リオッタ)はこれ以上記者(ジュリエット・ビノシュ)が記事を掲載しないようジョナサンに命じるが・・・。

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執筆者

Yasuhiro Togawa