母であること。娘であること。女であること。
名前も顔も知らない母と娘の運命を引き寄せたものとは・・・。
母と娘の空白、36年−。2人の運命が、希望の光に向かって動き出すー。
老いた母親を介護しつつ、日々忙しく働いているカレン(アネット・ベニング)。14歳の時に思わぬ妊娠をするが、やむを得ず生まれた子供を手放す。36年たった今、逢ったことのない子どもに想いを寄せる日々。
エリザベス(ナオミ・ワッツ)、36歳。母親を知らずに育ち、仕事では素晴らしいキャリアを持つ。家族や恋は人生には必要のないもの。しかし自分の思わぬ妊娠をきっかけに、ずっと閉ざしてきた母への慕情を意識し始める。
36年間、母として、娘として、女として人生で失望を繰り返しながら生きてきた2人。
手遅れになる前に、愛していたことを伝えたい。その強い想いがふたりの距離を縮め、巡り逢わせるかのように思われたが…。デリケートでありながら力強い、ロドリゴ・ガルシアの最新にして最高傑作がいよいよ公開いたします。

★ロドリゴ・ガルシア監督来日予定!!

2011年お正月第2弾、Bunkamuraル・シネマ/TOHOシネマズシャンテほか全国公開

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執筆者

Yasuhiro Togawa