主演:宮崎あおい&高良健吾 原作:浅野いにお

2010年、切なく胸に鳴り響く、青春恋愛映画
夢と現実、幸せと痛み、そして喪失と再生・・・・性別や世代を超えて圧倒的な感動と共感を呼ぶ普遍的なテーマ

 人生で一番、喜び、悩み、輝いていたあの頃・・・そんな誰もが経験した、あるいは経験する青春時代を呼び覚ます、切なく胸に鳴り響く、青春恋愛映画「ソラニン」がいよいよ2010年4月に公開となります!
 「ソラニン」ワールドをつくるため、主演の芽衣子役には、女優、宮崎あおい。本作ではギターを弾き、歌を歌い、新たなる一面をスクリーンに焼き付ける。芽衣子の彼氏、種田役には近年活躍がめざましい、高良健吾。
 監督は、ORANGE RANGE「花」、YUI「CHE.R.RY」等PVで活躍するディレクター三木孝浩が劇場用映画初挑戦。
 胸にこみ上げる感情描写と誰もが共感する斬新な映像で、「ソラニン」ワールドを表現。
 若く才能あふれるクリエイターたちが”青春のヒトコマ”を奏でています。
 そして、本作の劇中音楽を手掛けたのが、アーティスト「ent」。今回、三木監督からの熱いラブコールに応え、サウンドトラックを担当した「ent」とは、実は人気ロックバンド「ストレイテナー」の中心人物・ホリエアツシ!
 これまでバンド活動とは一線を画した活動を行ってきた彼が、遂に本作の劇中音楽を手掛けたことを切っ掛けに正体を明らかにして活動する事となります。「ent」としては、 2010年2月に1stアルバムのUS盤リリースも予定。ストレイテナーは、前作「Nexus」がオリコンウィークリーチャート5位になり自己新を記録するなど、現在のミュージックシーンで最注目のバンドです。本日よりthe HIATUSとの対バンツアー”BRAIN ECLIPSE TOUR”が横浜BLITZよりスタート。ロックシーンで注目を集める2バンドだけにツアー7公演のチケットは全公演ソールドアウト。また、ニューシングル「Man-like Creatures」発売も決定しています。そんな人気バンドのフロントマン、ホリエアツシが劇中音楽を手掛ける本作は映画ファンのみならず、音楽ファンからも注目を集めること間違いなしです!

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ent(ホリエアツシ)-コメント

ソラニンに描かれているのは、今の何処にでもいる平凡な若者たち。
その平凡な理想と青春、現実と社会の中で揺れ動く心の葛藤は、平凡だからこそのリアリティがあります。原作を読んだときには、もう一歩感情移入できなかった登場人物たちにも、生身のキャスト陣が見せる生きた表情と強いチームワークに、原作以上にストーリーの中へ引き込まれました。単純な答えや感動では言い表せない、深い作品です。

三木孝浩監督-コメント

遠い昔に見た光の記憶のような きらきらとしているのにどこか懐かしい。
entさんのアルバムを初めて聞いた時 僕がソラニンの映画に求めていた音楽がまさにそこにありました。 たゆたう二人の物語にそっと寄り添う痛さと美しさを内包したガラス細工のような音楽。
今回、entさんにサントラをお願い出来たことを本当にうれしく思います。

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ent(ホリエアツシ)-プロフィール

「ent」はホリエアツシのソロプロジェクト。
ホリエアツシは1978年長崎生まれ、18歳で上京。
1998年にオリジナルバンドSTRAIGHTENERを始動。90年代UKロック、2000年代USインディーの影響を受けつつも独自の音を鳴らし、日本のインディーパンク・シーン、ギターポップ・シーンを背景にどちらの型にもはまらない佇まいで支持を集め、楽曲性とライブパフォーマンスが高い評価を得る。ボーカル、ギター、キーボード、殆どの曲のソングライティングを担当。
バンド活動の傍ら、エレクトロニカやポストロック、アンダーグラウンド・ヒップホップ、ローファイポップなどの幅広いサウンドに感化され、海外のインディーアーティスト達の音楽に向かう自由な姿勢、スタイルに共感する。2006年頃から一人でベッドルームでの作曲を開始。
ソロ名義「ent」を名乗り、2009年2月に日本のインディーレーベルPrecoから、1st アルバム”Welcome Stranger”をリリース。シンセと打ち込みによるエレクトロの精巧さとアコースティックと生音の人間性を兼ね備えたアプローチで、バンドとはまた違った、パーソナルでセンチメンタルなオルタナティブサウンドを鳴らす。2010年2月には “Welcome Stranger”のUS盤リリースも予定されている。

三木孝浩(みきたかひろ)監督-プロフィール

1974年、徳島県生まれ。98年にソニー・ミュージック入社以降、数多くのPV・ライブ映像を手掛ける。ビバッチェ「紅茶の恋」のPVでは、少女たちの揺れる心と切ない空気感を繊細に映し出し、一方、YUI「Rolling star」などでは、斬新な演奏シーンで溢れる躍動感を表現。繊細さとダイナミズムを兼ね備える確かな演出力は、現在の音楽シーンにおいて高い評価を得ている。06年に独立し、PV以外にも、ショートフィルム「It’s so quiet.」やWOWOWショートドラマ「藤子・F・不二雄のパラレル・スペース」、CMなども手掛けている。MTV VIDEO MUSIC AWARDS JAPAN 2005/最優秀ビデオ賞や、カンヌ国際広告祭2009/メディア部門金賞を受賞するなど、実力も認められており、今後の活躍が注目されるディレクターのひとりである。

三木孝浩 PV作品リスト
・ORANGE RANGE「ロコローション」「お願い!セニョリータ」「キズナ」「花」
・YUI「feel my soul」「LIFE」「TOKYO」「Rolling star」「CHE.R.RY」「LOVE & TRUTH」「Namidairo」
・mihimaru GT「かけがえのない詩」「Future Language」
・UVERworld「Colors of the Heart」「君の好きなうた」「SHAMROCK」「恋いしくて」
・木村カエラ「happiness!!」「L. drunk」
・いきものがかり「夏空グラフィティ」「帰りたくなったよ」「花は桜 君は美し」「プラネタリウム」・FUNKY MONKEY BABYS「Lovin’ Life」「もう君がいない」「告白」「希望の唄」「雪が降る街」「ヒーロー」「明日へ」他、これまでに約170本を制作。

2010年 4月、全国ロードショー

関連作品

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執筆者

Yasuhiro Togawa