菅野よう子氏、神山健治監督、渡辺信一郎監督のシンポジウムも実施。

「文化庁メディア芸術祭浜松展」を静岡文化芸術大学(静岡県浜松市)で、10 月30 日(金)から11 月3 日(火・祝)まで5 日間にわたって開催します。
浜松市は多くの楽器メーカーが集まり、音楽のまちづくりを推進していることから、今回の展覧会のテーマを“音” として、昨年度メディア芸術祭エンターテインメント部門大賞を受賞した『TENORI-ON』をはじめ、歴代受賞作品の中から音をモチーフにしたメディアアート、アニメーション、マンガ、ゲームを集め、日本人ならではの音の感性に焦点を当てていきます。
会場では「音を奏でる」「音を読む」「音を観る」の3 つのゾーンに、さまざまなジャンルの約70 作品を展示するほか、長編アニメーション作品の上映やワークショップなども行います。
また、11 月3 日( 火・祝) には、多くのアニメーション作品の音楽を手がけている菅野よう子氏と、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の神山健治監督、『カウボーイビバップ』の渡辺信一郎監督によるシンポジウムも予定しています。

文化庁メディア芸術祭は1997 年から始まったアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの祭典です。毎年世界中からご応募いただき、昨年度は40 ヶ国以上から2 千点を超える作品が集まりました。毎年2 月に東京で受賞作品展を開催するほか、海外展や地方展などを通して受賞作品を国内外に積極的に紹介しています。今年の海外展はウィーンで9 月12 日から20 日まで、浜松展と同じく“音” をテーマにして開催します。

開催概要

名 称:文化庁メディア芸術祭 浜松展
テーマ:音
会 期 :10 月30 日(金)〜 11 月3 日(火・祝)
時 間 :11:00 〜 19:00
会 場 :静岡文化芸術大学
     ギャラリー・文化芸術研究センター
    (浜松市中区中央二丁目1 番1 号)
入場料:無料
主 催:文化庁
共 催:第24 回国民文化祭静岡県実行委員会、
    静岡文化芸術大学、CG-ARTS 協会
U R L :http://plaza.bunka.go.jp/hamamatsu/

*文化庁メディア芸術祭は、毎年各都道府県で開催される国民文化祭と連携し地方展を開催しています。

執筆者

Yasuhiro Togawa