昨年「第15回大阪ヨーロッパ映画祭」の名誉委員長として来日したモーリス・ジャール氏が、先日(3/29)に永眠されました。そのジャール氏を追悼し、彼の業績を音と映像と関係者らの証言で振りかえるドキュメンタリー『モーリス・ジャールの軌跡』を上映いたします。第15回の同映画祭で上映されたこの作品では、自身の経歴や作曲法が明かされるジャール氏本人へのインタヴューはもちろんのこと、デビッド・リーン監督との制作風景、またオマー・シャリフ(『アラビアのロレンス』、『ドクトル・ジバコ』)やフォルカー・シュレンドルフ(『ブリキの太鼓』)など、著名な映画人らが自らの思い出を交えつつ作曲家とその仕事について語るシーンが納められており、多くの映画ファンにとって必見です。

作品情報
モーリス・ジャールの軌跡
Bandes Originales: Maurice Jarre
2007年/フランス/80分
監督・脚本:パスカル・クエノ
出演:モーリス・ジャール、サンドラ・リーン、アドリアン・ライン、ジャンヌ・モロー、ジャン・ロシュフォール、オマー・シャリフ、ピーター・ウィアー

日時・プログラム
4/18(土)13:00〜モーリス・ジャールの軌跡
       (上映後、当映画祭実行委員長パトリス・ボワトーよりご挨拶)
       15:00〜特別上映 ① (*)
       17:00〜モーリス・ジャールの軌跡

4/19(日)13:00〜モーリス・ジャールの軌跡
       15:00〜特別上映 ② (*)
       17:00〜モーリス・ジャールの軌跡

* 特別上映は近日発表!

場所
プラネット・プラスワン・スタジオ
〒530-0016
大阪市北区中崎町2丁目3-12パイロットビル2F

チケット料金
一般:¥1500
会員/学生:¥1200
※特別上映は¥1000均一

お問合
一般   プラネット・プラスワン・スタジオ
     電話:06-6377-0023

執筆者

Yasuhiro Togawa