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          世界最先端
   おとなが楽しめる ショートアニメーション
   「海外アートアニメーション@トリウッド2008秋」
      9/13(土)〜10/10(金)開催
  ☆予告編 http://jp.youtube.com/watch?v=0p7cIG2VR0g

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今回で14回目を迎えるトリウッドでの海外アートアニメーションの特集 上映。ヨーロッパ、北米、南米から、あまり日本で見られない短編アニメーションの作品を中心に上映してきたこの企画、今回の目玉は、 北欧アニメーション。スウェーデン、フィンランド、ノルウェーから可愛いショートアニメーション19作品が大集合。 そしてカナダからは、昨年度アカデミー 賞最優秀短編アニメーションを受賞した「デンマークの詩人」が国内初の一般公開。 全部で4プログラム26作品。 さまざまな技法の海外アニメーションをお見逃しなく!!

ヨーロッパのアニメーションが熱い。
なかでも北欧が、新しい制作拠点になりつつあります。アンダーグランドな ブラックコミックス原作の「Free Jimmy」(ノルウェー/英国合作)や 北欧最大手スタジオである、デンマークのA・Filmが制作した、デンマーク/ノルウェー合作の「Terkel in Trouble」が続けてヒットし、“北の新感覚=ノルディックなアニメーション”が人気の予感です。さらに、フィンランド大 手スタジオAnima Vitaeを中心に、ノルウェー、アイスランド、ドイツが国際合作する、ファミリー向けのフル3DCGアニメーション映画「Niko & the Way to the Stars」が完成。クリスマス公開目前で、北欧のアニメーションは盛り上がっています。 「北欧ショートアニメーション特集」ではこれまであまり馴染みのなかったスウェーデンとフィンランドから、新世代作家の短編をフィーチャーします。手描き、立体の伝統的手法の作品から、デジタルアニメーションやフラッシュ作品まで、さまざまなアニメーションをお楽しみください。フィンランド作品 は、独立系作家のリーダー格、クリスティアン・リンドブラード氏と Animation Crank Handleのタトゥ・ポホヤヴィルタ氏の友情と協力を得て 選定しました。

9回目となる「カナダ・アニメーション・フェスティバル」では、カナダ国立映 画制作庁(NFB)が独立系作家や新進作家達とコラボレーションした作品集です。ノルウェー出身のコーヴェ監督の「デンマークの詩人」、名プロデューサー、マルセル・ジャンが手がけた「新説・眠れる森の美女」、更年期障害を乗り越える女性をたくましく描いた前作が好評だったジョディ・サミュエルソン 監督の最新作、若手作家支援プログラム”Hothouse(ホットハウス)”から シュールな超ショート3本、計7作品を選びました。

☆<海外アートアニメーション@トリウッド>とは☆
2000年、「EPOC in CG from THE WORLD」と題した海外CGアニメーション5作品の特集上映を皮切りに、ポール・ドリエッセン、イシュ・パテル等の大物作家から、カナダ、ヨーロッパの若手作品まで 、毎年短編アニメーションだけを海外から集め、上映をしています。 他の過去の上映作品は、カナダのテレビ番組「アンジェラ・アナコンダ」(2004)、アカデミー 短編アニメーション賞受賞作「RYAN」のクリス・ランドレス監督の「BINGO」(1998)等々、計300タイトルを超えています。

執筆者

Naomi Kanno