エドワード・ノートン.主演『インクレディブル・ハルク』(原題:The Incredible Hulk/ルイ・レテリエ監督/日本配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)が6月13日(金)に全米3505館で公開され、6月13日(金)〜15日(日)までの週末3日間で興行収入5453万8000ドル(約59億円/一部地域の6月12日深夜興行含む)を稼ぎ出し初登場No.1の大ヒットを記録し、まさにインクレディブル(驚異的)なスタートとなった。<1ドル=108.34円(6月16日現在)>
また、北米以外の海外での成績は、38テリトリー、3165館で公開され、3100万ドル(約33億5854万円)を記録。これに北米成績を合わせた全世界興行収入では、約8553万ドル(約92億円)となり同じく初登場1位を記録した。
同じくマーベル・スタジオ製作の『アイアンマン』は5月2日に公開されると世界的メガヒットでセンセーションを巻き起こし、現在全米では2億9742万8000ドル(約322億2334万円)、全世界興行収入も5億4490万ドル(約590億3446万円)を突破するという2008年最大のヒット作となっている。
日本での公開は『インクレディブル・ハルク』が8月1日(金)、そして『アイアンマン』は9月27日(土)。両作の全米での大ヒットを受けて日本での公開にも大きな期待が集まる。

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●○●全米週末記録●○●(6月13-15日 週末3日間)
1位「インクレディブル・ハルク」(3505館)  5453万ドル
2位「カンフーパンダ」(4136館)       3432万ドル
3位「ハプニング」(2986館)         3050万ドル
4位「Don’t Mess With Zohan (原題)」(3466館)1640万ドル
5位「インディ・ジョーンズ4/クリスタル・スカルの王国」(3804館)1354万ドル
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<主な全米批評>・・・辛口の米ヴァラエティ誌をはじめ、非常に好評価を得ている。

「最も理論上、再映画化が困難と思われたハルクが、サマーシーズンという大作が並ぶ時期の、完璧に手堅いアクションとなって登場した。(〜中略〜)直球のアクション映画で、無駄な装飾のない作品となった。そうした直球のアクションを好む観客たちから喜ばれ、SFXとスピーディーなアクション満載の本作は、海外のどのマーケットでも興行成績が期待できる。」  Variety

「前作よりも、もっと大きな、心の底からの怒り、拳をふるうパワーが噴出する。そしてより精神的な作品となった。」USA TODAY

「サマーシーズンのブロックバスター、SF娯楽作としての本質に立ち帰った作品。」 San Francisco Chronicle (サンフランシスコ・クロニクル)

「本作はマーベルにとって、2番目の今年のサマーシーズンの大ヒット作となるだろう。コミックファンたちは特に「アイアンマン」と本作で、ワンー・ツー・パンチを受け、この2作品の魅力にノックアウトされてしまうだろう。」
Reel Views (リール・ビューズ)

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執筆者

Naomi Kanno