日本最高齢の映画監督、新藤兼人の最新作『石内尋常高等小学校 花は散れども』(シネカノン配給)が、6月19日より開催される第60回モスクワ国際映画祭で上映されることが決まった。
今年で30回という節目を迎える同映画祭を記念し、過去4度の最高賞に輝いた新藤監督に敬意を表した「モスクワ国際映画祭30回記念特別招待」での上映。同映画祭では、最新作を含め新藤監督がモスクワでグランプリを受賞した『裸の島』(61)『生きたい』(99)といった過去の作品も回顧上映される予定。新藤監督も映画祭の上映に合わせ、6月20日〜24日までモスクワへ行き、舞台挨拶の行事に参加する予定。
なお、同作品は9月下旬より、シネカノン有楽町1丁目ほかで全国順次ロードショーされる。

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執筆者

Naomi Kanno