CG-ARTS 協会と文化庁は、[ 第11 回] 文化庁メディア芸術祭の作品募集を7 月18 日から10 月5 日まで、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4 部門で行います。
映像、静止画、Web、インタラクティブアート、ゲーム、デジタルガジェット、アニメーション、マンガなど、幅広い分野の作品を対象に、新しい表現方法や優れたメディア芸術作品を顕彰し、アーティストや作品を広く紹介しています。応募は、プロ・アマチュア、自主制作・商業目的での制作等は問いません。
文化庁メディア芸術祭は賞の贈呈に加えて、選ばれた作品を国内外で広く紹介することに力を入れています。近年では、日本から発信する新しい文化の祭典として海外からも注目を集め、昨年はアメリカ、オーストラリア、オーストリア、韓国、ブラジル、フランス、の6 カ国で紹介されました(後述ページ参照)。
また、昨年のアート部門奨励賞を受賞した林俊作氏(14 歳) が, この賞をきっかけにアメリカで8 月に行なわれるCG とインタラクティブ技術の祭典「シーグラフ」で作品を展示することが決定しています。
受賞作品展を中心とした祭典は、平成20 年2 月6 日〜 2 月17 日まで、国立新美術館(東京港区六本木)で開催します。

文化庁と上海市は、日中国交正常化35 周年を記念して、「文化庁メディア芸術祭 上海展 2007(日本新多媒体動漫芸術展)」を、8 月19 日から8 月26 日の間、上海都市彫刻芸術センター(中国・上海市)において、CG-ARTS 協会および上海市対外文化交流協会と共催の上、開催します。
本展覧会は、アート・ゲーム・アニメ・マンガなどを通して、中国の幅広い世代に向けて日本の「今」を伝えるとともに、「楽しい文化を創造する日本」を紹介しようというものです。
 
出展作品は、「文化庁メディア芸術祭」で受賞した日本人作家による約100 作品によって構成され、アートとエンターテインメントの融合や、先端技術と感性の融合によって実現した日本らしい表現の数々を展開します。
会場は、「A-zone: 地球」「B-zone: 東京」「C-zone: 表現」の3つのゾーンで構成。「A-zone」は、地球・自然・情報社会をテーマにした空間展示、「B-zone」は、都市東京を感じることが出来る映像空間です。「C-zone」では、インタラクティブアート・ゲーム・フィギュア・マンガ・アニメーション・映像など、ジャンルを横断した日本の多彩な表現に触れることが出来ます。

名 称 文化庁メディア芸術祭 上海展 2007
(2007 上海 日本新多媒体動漫芸術展)
会 期 8 月19 日( 日) 〜8 月26 日( 日)
会 場 上海都市彫刻芸術センター(上海城市雕塑芸術中心)
主 催  文化庁、上海市文化広播影視管理局
共 催  CG-ARTS 協会、上海市対外文化交流協会
後 援  上海総領事館、中華人民共和国文化部
特別協力 上海城市雕塑芸術中心、上海紅坊文化発展有限公司、
     全日本空輸、日本通運、凸版印刷
URL http://plaza.bunka.go.jp/cn