2月28日に劇場アニメーション『鉄人28号 白昼の残月』のサウンドトラックが発売されます!
 昭和30年代に時制をおいた今回の劇場版アニメを盛り上げるのは、レトロテイストに溢れた楽曲たちです。主題歌はおなじみの「進め!正太郎」&「鉄人28号」。各界署名人で構成された「六本木男性合唱団倶楽部」が歌い上げます。
 劇中挿入歌として「キング3人衆」と呼ばれ昭和の歌謡界を席巻した春日八郎の代表曲「お富さん」が効果的に使用されています。
 そして驚くべきことに、すべての劇中音楽は「ゴジラ」シリーズで著名な故・伊福部昭氏のクラシックを使用! 荘厳で深みのあるオーケストラ曲は重厚な画面とシンクロし、戦争の残した心の傷跡を情感豊かに伝えて涙を誘います。

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「鉄人28号 白昼の残月」サウンドトラック
2007年2月28日発売
価格:定価¥2,800(税抜価格¥2,667 品番:KICA-834)
アーティスト:伊福部昭・春日八郎・六本木男声合唱団倶楽部 他
収録予定曲:
管弦楽のための「日本組曲」第2楽章
土俗的三連画「Ⅱ.ティンペ」
日本狂詩曲「Ⅰ.夜曲」
日本狂詩曲「Ⅱ.祭り」
交響譚詩 第2譚詩 アンダンテ・ラプソディコ
シンフォニア・タプカーラ・第1楽章
シンフォニア・タプカーラ・第2楽章
※以上 伊福部昭/演奏:広上淳一指揮 日本フィルハーモニー交響楽団
お富さん/春日八郎
進め!正太郎/六本木男声合唱団倶楽部
(以上予定すべて予定となっております。事前の予告なく仕様などが変更になることもございます。あらかじめご了承ください。)

《音楽》伊福部 昭
 1914年生まれ。2006年没。北海道釧路市出身。作曲家。
 映画音楽の作曲家として高名。「ゴジラ」を代表作にもち、後進の作家を多く指導した音楽教育家としても知られている。
 1946年、東京音楽学校(現・東京藝術大学)の作曲科講師を勤めるかたわら、映画音楽の作曲を開始。初担当作品は1947年の「銀嶺の果て」(監督:谷口千吉)。東宝の空想科学映画や怪獣映画の他にも「座頭市」シリーズ、「ビルマの竪琴」など各社で数多くの映画音楽を手がけた。
 1974年東京音楽大学教授に就任。1976年同大学学長、1987年同大学民族音楽研究所所長を経て、同大学名誉教授。1980年紫綬褒章。1996年日本文化デザイン大賞受賞。2003年文化功労者。晩年も旧作の改版を多く手掛け、創作意欲は衰えることはなかった。

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オープニングテーマ 「進め!正太郎」
作詞 伊藤アキラ 作曲 越部信義 編曲 千住明
エンディングテーマ 「鉄人28号」
作詞 三木鶏郎 作曲 三木鶏郎 編曲 千住明
唄:六本木男性合唱団倶楽部
 三枝成彰氏を団長とする各界の著名人で構成された男性合唱団。1999年エイズ・チャリティーのために特別編成された20数名の著名人による「元美少年合唱団」が母体。その解散を惜しんだケント・ギルバート、浅葉克己、三枝成彰により、2000年「六本木男性合唱団」として再結成された。2004年「六本木男性合唱団倶楽部」と改名。
 構成メンバーは官僚、作家、音楽家、俳優、タレント、建築家、アーティスト、食品関係、出版関係、法律関係など多岐に渡っている。CM出演、海外公演を含めて精力的な活動をしている。

『鉄人28号 白昼の残月』は3月31日より新宿武蔵野館ほか全国順次公開!

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