映画『鉄コン筋クリート』
2007年ベルリン国際映画祭
コンペティション部門(Generation 14plus)
正式出品決定!!

─世界配給にさらなる追い風がふく─

2006年1月、映画『鉄コン筋クリート』がまたもや快挙達成!! 2007年2月に開催されるベルリン国際映画祭にて、本年から新設されたコンペティション部門”Generation 14plus”に正式出品が決定した。年末には米国3大メジャーアート雑誌ARTFORUM誌にてニューヨーク近代美術館(通称:MoMA)が選出する “2006年のもっとも優れた映画に”選出されたのは記憶に新しいところであるが、日本映画、ましてやアニメーション映画ではまれに見る欧米制覇にあと一歩のところまで近づいた!!

映画『鉄コン筋クリート』は海外(米国)出身の監督マイケル・アリアスの元に、日本最高峰のアニメーションスタジオ:STUDIO4℃、イギリスはインテリジェンステクノの雄Plaidなど、全世界から話題のアーティストが結集した、アニメーション制作でも21世紀型の新企画。声優にも二宮和也(硫黄島からの手紙)、蒼井優(フラガール)など、本年度の米アカデミー賞にノミネート当確作品に出演する豪華俳優陣を起用している。また、日本公開を前にして、ソニー・ピクチャーズ・ホーム・エンタテインメントの世界配給も決定しており、世界中にて話題沸騰中の異色作である。

ベルリン映画祭にまつわるの過去の日本アニメーション作品ではやはり最高賞の”金獅子賞”を受賞したスタジオジブリ作品『千と千尋の神隠し』が記憶に新しく、それ以後も海外の主要映画祭に続々と日本のアニメーション作品がノミネートされている。日本映画界に訪れた千載一遇のチャンスを『鉄コン筋クリート』がはたしてつかむことができるのだろうか?注目の映画祭は現地時間の2月7日に開幕となる。

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●ベルリン映画祭 コンペティション部門 Generation 14plus
もともと1978年より子供や若い人々(主にティーンエイジャー)の視点で見る映画の部門(Generation)を設立していた。本年から新設された部門。14歳以上の若い人たちに賞賛される部門として設立。もともとはキンダーフィルムフェスティバルの部門として創設されたが、2007年度からは子供用のコンペティションセクションGeneration K plusとティーンエイジャーのセクション Generation 14plusと2つのセクションに分かれることとなった。『鉄コン筋クリート』はこの部門の選出となった。もちろん日本映画界初の快挙といえる。
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渋谷東急ほか全国松竹・東急系にて 大ヒット上映中

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