広河隆一写真展「チェルノブイリ 20年の刻印」を映画公開期間中開催!
49回の現地取材で撮り続けてきた写真の中から厳選した傑作の数々を展示します。

また、上映期間中、劇場ロビーにてチェルノブイリ事故被災者のための募金箱を設置します。
〜チェルノブイリの悲劇は遠い国の出来事ではない〜
事故から20年…今も苦しむチェルノブイリの被災者は国境を越えた救援の手を待っています。チェルノブイリ子ども基金は、今も保養・医療・奨学募金を被災地に届けています。

広河隆一(ひろかわりゅういち)
フォトジャーナリストとして土門拳賞など多数の受賞暦があるほか、中東や核の問題を中心に多くの著作物やテレビ番組を手掛ける。雑誌「DAYS JAPAN」の編集長でもある。

『みえない雲』
高校3年生のハンナは普通の女の子。ある日、転校生のエルマーと初めてキスをしたときに突然サイレンが鳴り響く。美しい自然に囲まれたのどかな街を襲った大惨事。近郊の原子力発電所で事故が起こり、街はパニックに陥る。「必ず迎えに行く」。ハンナは彼の言葉を信じて待つが、放射能を帯びた雲が迫ってくる。極限状況下で暴徒化した群集に巻き込まれた彼女は、再びエルマーに会うことができるのか?
原作はチェルノブイリの翌年に書かれ、ドイツ青少年文学賞を受賞したベストセラー小説。爆発時故から20年となる今年3月に公開され、実際に稼動中の原発を17基有するドイツではその評判と衝撃が瞬く間に広がり、二人の切なく美しい愛の奇跡に多くの人が涙した。

監督:グレゴール・シュニッツラー 原作:グードルン・パウゼヴァング「みえない雲」(小学館刊)
出演:パウラ・カレンベルク フランツ・ディンダ リッチー・ミュラー
2006年/35mm/カラー/シネマスコープ/103分/ドルビーデジタル/原題:DIE WOLKE(雲)
配給:シネカノン

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