ディズニー・ピクサー作品の製作総指揮として数々のアカデミー賞作品を世に送り出したジョン・ラセター(95年、アカデミー賞特別賞受賞)、『トイ・ストーリー2』以来、自ら6年ぶりに監督を担当した『カーズ』が6月9日(金)全米3985館で封切られた。
 オープニング3日間の興行収入6280万ドルという圧倒的な成績で「ダ・ヴィンチ・コード」「X−MEN ファイナル ディシジョン」など並み居る大作を蹴落としNO.1大ヒットを記録した。この数字は、同じディズニー/ピクサー作品でアカデミー賞を受賞した『モンスターズ・インク』(01)の6258万ドルを上回る数字です。
 「ファインディング・ニモ」「モンスターズ・インク」などで全世界に感動と興奮を贈りつづけてきたディズニー・ピクサー全世界待望の新作『カーズ』。この夏、幾多の大作、注目作と目される作品たちが公開され大きな記録を打ち立ててきたが、長年夢のような記録に挑戦し打破してきたディズニー/ピクサー作品だけに、その本領を発揮し、他の作品との格の違いを見せつけた。
 最終的には「ファインディング・ニモ」の持つディズニー史上最高の全米興行記録3億4000万ドルを大きく引き離し、4億ドルというぶっちぎりのゴールをきることは確実です。
 そして今週、大ヒット記録を引っさげ監督ジョン・ラセターとダーラ・K・アンダーソン(プロデューサー)が愛する日本の皆さんのために来日します。14日(水)には記者会見を、15日(木)には六本木ヒルズアリーナにてプレミアイベントが行われます。滞在中はTV50媒体、紙20媒体の個別取材をこなす予定です。
 レーシングシーンでは、実写でさえ困難なそのスピード感と臨場感を迫力満点の映像でスクリーンに写しだす一方で、雄大なアメリカの大自然や田舎町の風景を情感たっぷりに描きあげています。さらには、登場人物の心温まる物語が素晴らしい映像とマッチして感動の物語が誕生しました。

ピクサー作品【オープニング週末3日間】
興行成績(公開年順) 全米公開日

トイ・ストーリー    2914万ドル   95.11.22
バグズ・ライフ     3326万ドル   98.11.20
トイ・ストーリー2   5739万ドル   99.11.19
モンスターズ・インク  6258万ドル   01.11.2
ファインディング・ニモ 7025万ドル   03.5.30
Mr.インクレディブル   7047万ドル   04.11.5
カーズ         6280万ドル   06.6.9

アニメーション映画【オープニング週末3日間】
興行成績:トップ5全ジャンルでの順位

1.シュレック2      108,037,878   3
2.Mr.インクレディブル  70,467,623   18
3.ファインディング・ニモ 70,251,710   19
4.アイス・エイジ2    68,033,544   23
5.カーズ         62,800,000   29

【 STORY 】
 人生はゆっくり、楽しみながら進むもの・・・・。現代社会はまるで、人生を時間で切り売りするような毎日──立ち止まることも振る向くことも許されず、ゴールを目指して突き進むだけの長距離レース。でも、そんなデッドヒートから自由になれたなら、あなたも、ルート66沿いの小さな町《ラジエーター・スプリングス》の住民になれるはず。時間の隙間に取り残されたようなその田舎町には、傷ついたハートを癒してくれる、不思議な力が隠されている。それはきっと、《家族》という名の素晴らしい魔法──。
 若き天才レーサー、ライトニング・マックィーン。決勝レースの地へと向かう途中、思わぬトラブルに遭い、古きルート66沿いの寂れた田舎町”ラジエーター・スプリングス”に迷い込んでしまう。町の住民は、クセの強い変わり者ぞろい。だが、彼らは互いに助け合いながら、小さな町の中でまるで家族のように仲良く、そして、人生そのものを楽しみながら暮らしていた。しかし、その町には悲しい運命が待ち受けていた。

7月1日(土)より 日比谷スカラ座他全国ロードショー!!

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