2005年バンクーバー国際映画祭特別招待作品
2006年ロッテルダム国際映画祭オープニング上映作品

長崎俊一監督作品
出演:内藤剛志 室井滋 本多章一 江口のりこ
諏訪太朗 水島かおり

『闇打つ心臓』初日決定!!

子供を殺した男女は、二度出会う

23年ぶりに再会する中年の男と女。
生れた子供を殺して彷徨う若い男と女。
終わりのない夜。青い夜明け。
取り返しのつかないことがある。
誰も時間を戻ることはできない。

■1982年、1本の8mm映画が完成した。長崎俊一監督作品『闇打つ心臓』。荒れた画面には、自分たちの幼い子供を殺して逃げる若い男・リンゴォと女・伊奈子が、彷徨い、お互いを傷つけあい、夜の底で息を潜める姿が写し出されていた。リンゴォを演じたのは、まだ20代の内藤、伊奈子を演じたのは、室井だった。あれから23年。また1本の映画が撮られようとしていた。長崎監督、そしてあの時と同じ役で出演する内藤、室井。それぞれの思い。過ぎ去ってしまった時間…。■主演は、23年前と同じリンゴォと伊奈子に、内藤剛志と室井滋。またリンゴォたちを繰り返すように子供を殺して逃げる若い男女・透と有紀を、期待の新人・本多章一と江口のりこ(タナダユキ監督『月とチェリー』)が演じている。音楽は、田口トモロヲ監督『アイデン&ティティ』、安藤尋監督『blue』などを手掛け、世界的なターンテーブル奏者、ギタリストである大友良英。エンディングテーマをカヒミ・カリィが作詩、ボーカルを担当している。

4月8日より渋谷シネ・アミューズにて
レイトロードショー決定!!