ヒューマントラストがシナリオおよび監督・俳優の公募による短編映画3作品の製作を発表—-　同社のホームページ上で2006年新春公開　—-

人材派遣、人材紹介、アウトソーシングの株式会社ヒューマントラスト（本社：東京都千代田区大手町、代表取締役社長： 阪本美貴子）は本日、短編映画作品「ハートフル・コンテンツ」のシナリオおよび監督・俳優を公募し、ウェブ・シネマとして3作品を製作すると発表しました。

株式会社ヒューマントラストは、「企業と人を信頼でつなぐ」をコンセプトに事業展開する人材の総合プロデュース企業。本年2月に創業10周年を迎え、この「ハートフル・コンテンツ」の公募・製作は同社の10周年記念事業として実施するものです。
一般公募の中から最終選考されたシナリオ優秀作3点をベースに、同じく公募した監督、俳優によって15分程度の短編映画3作品を年内に完成させ、ウェブ・シネマとして同社のホームページ上で新春公開する計画です。公開後は、一般の閲覧者によるインターネット投票で最優秀作品賞、監督賞、主演男優・女優賞を決定し、それぞれを表彰します。同社のホームページへのアクセスや投票を高めるため、３作品の予告シーンを携帯電話でも観られるよう計画しています。

今回の発表について阪本社長は「私たちは時代、時代の新しい人材ニーズに応えることで成長を続けてきました。インターネットの急速な普及により、ブロードバンドやモバイル配信用の優れたコンテンツへのニーズが高まってきているなかで、こうした新しい分野との関わりは、当社の次の10年に向けた発展に欠かせません」と語り、また「この公募活動が映像分野における新たな人材と能力の発掘に繋がれば望外の喜びです」と述べています。

応募されたシナリオの審査委員会は、阪本社長を審査委員長として、委員にはいずれも映画界の第一人者である安藤紘平氏（早稲田大学国際情報通信研究科教授）、大林宣彦氏（映画作家）、竹山洋氏（脚本家）、林海象氏（映画監督）、坂野義光氏（株式会社先端映像研究所社長）と三留まゆみ氏（イラストライター）が参画しています（6氏の略歴は別添資料3を参照）。
シナリオは6,000字以内で、人の心を打つ感動的な要素をはじめウェブ・シネマの特性を活かしていること、新しいドラマ性の発見、斬新な映像イメージや先端的手法の提案などが求められます。年令、国籍、性別、ジャンルは不問で、広い年齢層から応募できるよう原作としての劇画、マンガ、絵本、誌画集なども受けつけています。応募の書式も自由でワープロ、手書き原稿いずれも可ですが、使用言語は日本語に限られています。
シナリオをはじめ監督、俳優の応募書類の送付先（郵送もしくはe-メール）は下記「ヒューマントラスト・シネマ」公募係（担当：居本美紀）になります。
住所：〒112-0004 東京都文京区後楽2-3-25 金子ビル3Ｆ（株式会社テクネ内）
e-mail：koubo@HT-cinema.com

応募の締切りは8月31日必着で、シナリオの審査結果は9月中に受賞者に対して通知すると同時に
ヒューマントラストのホームページ http://www.humantrust.co.jpで公表されます。同様に、今回の公募に関する最新の情報も上記ホームページに掲載されます。

■■■短編映画作品「ハートフル・コンテンツ」■■■
シナリオおよび監督・俳優の公募要領

Ａ．シナリオ公募部門
◆　応募条件
【資格】年令、国籍、性別、ジャンルは不問。原作としての劇画、マンガ、絵本、誌画集なども可。但し、使用言語は日本語とする。応募の書式は自由でワープロ、手書き原稿いずれも可。
【締切り】２００５年８月末日必着
【応募方法】下記「ヒューマントラスト・シネマ」公募係宛に郵送もしくはe-メールにて送付
【賞】最優秀シナリオ賞（１作品）賞金１００万円と賞状、記念トロフィー（もしくは楯）/
優秀シナリオ賞（２作品）各５０万円と賞状　
なお、上記賞金はシナリオ使用料となります。応募原稿は返却しませんのでご了承ください。

◆提出シナリオの内容で配慮すべきところ
１．企画意図とシノプシス（梗概）１,２００字以内
２．人の心を打つ感動的な短編（15分程度）映画用シナリオ（６,０００字以内）
３．ウェブ・シネマの特性（例えば、導入部から余程魅力的な展開でなければ見てもらえないことなど）
４．音楽・音響効果の重視
５．新しいドラマ性の発見
６．斬新な映像イメージ
７．先端的手法の提案

◆審査と審査結果の発表
応募作品が多数の場合には事前審査を行い、この審査の通過作品につき本審査を行います。審査結果は、２００５年９月中に受賞者に対して通知すると同時に主催者（株式会社ヒューマントラスト）のホームページhttp://www.humantrust.co.jpで公表します。

◆著作権について
原作、原画、音楽等の著作権がある素材はその旨明記すること。その記載の無いものはオリジナル作品と見なすことになりますので、もし後日、原作・著作権に関するクレームが発生した場合には、応募者の責任によって処理されるものとします。
公募により映画化された作品の著作権につき５年間は株式会社先端映像研究所が所有しますが、二次使用に関する配分は通例に従って行われるよう配慮されます。今回の公募は人材育成を主旨としており、新たな試みとして５年後以降は監督と先端映像研究所とが対等に作品の著作権を共有するものとします。シナリオの著作権は応募者に帰属しますが、映画化されなかった応募シナリオの映像化及び出版の優先権は、2006年6月30日まで主催者側に帰属するものとします。

Ｂ．監督公募部門
◆応募条件
１．応募シナリオ提出者の中から原則として選考
２．シナリオ提出と同時に、下記監督選考用書類を提出
３．最終選考者3名には「ヒューマントラスト・シネマ」、それぞれ１本の監督を委嘱

◆第１次選考・書類内容
１．黒澤明監督作品「生きる」、または小津安二郎監督作品「東京物語」についての感想文８００字以内
２．最も感動した映画３本のタイトル
３．映画監督になりたい理由を４００字以内
４．顔写真
５．応募者制作による映像資料のある場合は提出ください。

◆第２次選考要領
１．面接・口頭試問
２．絵コンテ作成ほか
３．監督実技（シナリオの理解と表現力）テスト

Ｃ．俳優公募部門
１．ウェブ・シネマ出演希望者は、写真・経歴書を事務局へ提出（２００５年８月末日必着）
２．監督によるオーディションの結果、採用出演を決定
３．芸能プロダクションに所属していない応募者で本作品の出演が決まった方は、（株）ヒューマントラストに所属するものとします。

■製作支援
事務局の選定したプロデューサーが、監督やライターの協力によりシナリオの決定稿を作成し、（株）先端映像研究所が責任を持って作品に仕上げます。

■作品の表彰について
2006年１月に3本の作品のブロードバンド配信を行い、インターネットによる一般投票で最優秀作
品賞、監督賞、主演男・女優賞を決定し,
表彰式は2月下旬に行います。
なお、最優秀作品賞はプロデューサーに与えられますが賞金はありません。

■各賞の賞金と賞品
監督賞（1名）：50万円、主演男優/女優賞（各１名）：各30万円
受賞者全員に賞状、記念トロフィーもしくは楯が授与されます。

《《公募受付：「ヒューマントラスト・シネマ」公募係》》
〒112-0004 東京都文京区後楽2-3-25 金子ビル3Ｆ（株式会社テクネ内）
Tel:03-5800-5058/ Fax:03-5800-1615/ e-mail: koubo@HT-cinema.com
担当：居本美紀

*各部門とも応募書類の返却はありませんのでご了承ください。
*お問い合わせは、電話対応による間違いを避けるため、ｅ-メールに限らせていただきます。