リアルで切ない、恋愛の幸福についての映画『火星のカノン』が9/28(土)からシアター・イメージフォーラムでロードショーされる風間志織監督。若干高校2年生にして、『O×O(ゼロカケルコトノゼロ)」がPFF(ぴあフィルムフェスティバル)に入選し、“天才(天災?)少女”として彗星のように登場した彼女。その高校1年生の学園祭のために作られた処女作『お楽しみは悲劇から』から、ロッテルダム国際映画祭でタイガーアワードを受賞した初劇場公開作『冬の河童』やテレビのための作品『恋、した。〜バージンチチ・ラプソディ』までをトーク付きで一挙上映。風間志織監督作品、全部見せます! ほんとうに全部です。

☆上映作品
『冬の河童』35mm/114分/1994
監督:風間志織 製作:西村隆/西田宣善 脚本:風間志織+小川智子 撮影:鈴木昭彦 美術:木村威夫 出演:伊藤亜希子、趙方豪、久野真紀子、田辺誠一 配給:アップリンク

『お楽しみは悲劇から』8mm/50分/1982
監督:風間志織

『O×O(ゼロカケルコトノゼロ)』8mm/20分/1983
監督:風間志織

『ホー、猿の光り』8mm/12分/1985 
監督:風間志織

『イみてーしょん、インテリあ。』16mm/45分/1985
監督:風間志織 出演:伊藤亜希子、小峰仁巳

『メロデ』8mm/100分/1989
監督:風間志織 撮影+録音:鈴木昭彦 出演:伊藤亜希子、小峰仁巳、松永久仁彦

『恋、した。〜バージンチチ・ラプソディ』VTR/24分/1997
監督:風間志織 出演:田口トモロヲ

風間志織(かざましおり)
1966年埼玉県生まれ。8mm作品『お楽しみは悲劇から』を桐朋女子高校1年生の時に文化祭のために撮り、映画制作の楽しさに魅せられる。翌年、高校2年生にして、『O×O(ゼロカケルコトノゼロ)」が長崎俊一監督の推薦を受け、84年度PFF(ぴあフィルムフェスティバル)に入選、天才少女の出現と騒がれる。第1回PFFスカラシップを獲得し、16m短編『イみてーしょん、インテリあ。』を監督。監督と等身大の少女たちの透明な過激さが評価され、トリノ国際映画祭招待作品となる。22才で撮った8mm長編作品『メロデ』はユーロスペースにてレイトショー公開され、多くの観客を集めた。
『メロデ』の後、準備に3年、撮影に8ヶ月かけて『冬の河童』を完成させる。95年に公開され、ロッテルダム国際映画祭タイガーアワード(グランプリ)を受賞するなど海外でも高い評価を得た。7年ぶりの新作『火星のカンン』がいよいよ9/28(土)よりシアター・イメージフォーラムにて公開される。

9/21(土)〜27(金)連続レイトショー!
連日21:00より1回上映
特別鑑賞券¥1000絶賛発売中! ☆チケットぴあ、劇場窓口にて発売中!

9/21(土)22(日)『冬の河童』35mm/114分/1994
9/23(月)『お楽しみは悲劇から』8mm/50分/1982
『O×O(ゼロカケルコトノゼロ)』8mm/20分/1983
『ホー、猿の光り』8mm/12分/1985
★トークショーあり! ゲスト:斉藤久志監督(唯野未歩子、西島秀俊主演『いたいふたり』11月ユーロスペースにてレイトショー)
9/24(火)『イみてーしょん、インテリあ。』16mm/45分/1985 ★トークショーあり!
 松岡錠司監督(『バタアシ金魚』『』)*当日は、特別上映として松岡錠司監督『田舎の法則』を上映します。 
9/25(水)26(木)『メロデ』8mm/100分/1989
9/27(金)『恋、した。〜バージンチチ・ラプソディ』VTR/24分/1997+トークショー
★トーク・ゲスト:廣木隆一監督+田口トモロヲ(田口トモロヲ、須之内美帆子主演、廣木隆一監督作品『理髪店主のかなしみ』10/19よりテアトル新宿にてレイトショー)

火星のカノン 風間志織監督作品
久野真紀子 小日向文世 中村麻美 KEE
はやさかえり 篠崎はるく 和久田理人
製作:アルゴ・ピクチャーズ+アンフィニ+バップ 配給:アルゴピクチャーズ
(2001年/日本映画/35mm/カラー/121分)
火星のカノンHP http://www.suzufukudo.com/mars_canon

9/28(土)よりロードショー!
特別鑑賞券¥1500(税込)絶賛発売中!(当日:一般¥1800のところ)
11:25/1:50/4:15/6:35

渋谷駅より徒歩5分 宮益坂上がり先右手入る
[シアター]イメージフォーラム
劇場に関するお問い合わせ TEL.03(5766)0114