角川書店は、大映の映画・ビデオの制作と配給、スタジオ運営などすべての事業に対して徳間書店から100%、角川グループの映像事業として譲り受ける方向で覚書を締結した、と発表した。
大映は1971年に倒産し、徳間書店、故・徳間康快社長の元で1974年に全額出資し、徳間書店グループの映像分野における核として復活。映画「未完の対局」、「敦煌」、「おろしや国酔夢譚」「Shall We ダンス?」など話題作を次々と製作。
新社名は、角川大映映画(仮称)になる模様。
これで、グループ関連会社であるアスミック・エース エンタテインメント(株)と合わせると邦画、洋画と大手メジャーに匹敵する映像コンテンツを保有することになる。