日本アカデミー賞最優秀アニメーション賞受賞 湯浅政明監督が贈る 感動のラブストーリー

『夜明け告げるルーのうた』(17年)が長編部門・クリスタル賞(グランプリ)を受賞、『夜は短し歩けよ乙女』(17年)では、第41回日本アカデミー賞最優秀アニメーション賞を受賞。Netflixで全世界配信中の「DEVILMAN crybaby」をはじめとして数々の話題作を世に送り出し、日本のみならず世界が注目するアニメーション監督、湯浅政明監督待望の最新作『きみと、波にのれたら』が6月21日(金)より全国公開いたします。

本作は、海辺の街を舞台に、消防士の青年・港(みなと)とサーファーの大学生・ひな子との運命的な恋を描いた感動の青春ラブストーリー。
このたび、6月に中国で開催される【上海国際映画祭】金爵賞アニメーション長編部門に、本作のノミネートが決定しました!湯浅政明監督作品が本映画祭でノミネートされるのは今回が初となり、すでにノミネートが発表されているアヌシー国際アニメーション映画祭の長編コンペティション部門との2冠に期待がかかります。

今年22回目の開催となる上海国際映画祭は、ベルリン、カンヌ、ベネチアなどと同様に国際映画製作者連盟(FIAPF)に公認されている権威ある映画祭のひとつ。昨年は期間中に約500作品が上映され、40万人以上の来場者を記録。岡田麿里初監督作品『さよならの朝に約束の花をかざろう』がアニメーション最優秀作品賞(金爵賞)(18年)を受賞し話題となりました。日本人監督による2年連続の快挙にも注目が集まります。

さらに、港役の片寄涼太が、本映画祭で海外映画祭デビューを飾ることも決定しました!!現地23日に開催される公式上映会で舞台挨拶を行うほか、レッドカーペットにも登場。世界各国のスターたちとレッドカーペットで共演する姿が期待されます。

上海国際映画祭は、現地時間6月15日(土)から24日(月)までの10日間開催され、『きみと、波にのれたら』公式上映会、および金爵賞の発表は6月23日(日)に予定されています。

【上海国際映画祭】とは
ベルリン、カンヌ、ベネチアなどと同様に国際映画製作者連盟(FIAPF)に公認されている権威ある映画祭のひとつ。1993年に第一回が開催されて以降、映画に関する文化交流のプラットホームとして発展し、注目作品のコンペティションや上映会に加え、各種フォーラム、映画マーケットなどが同時に開催されることから世界中の映画関係者が集まる。
 これまで日本からは、三原光尋監督の『村の写真集』が最優秀作品(05年)を受賞。山田洋次監督の『武士の一分』が最優秀音楽賞(07年)を受賞するなどが数多くの作品が栄光に輝いている。日本のアニメ映画では、脚本家・岡田麿里が初監督を務めた『さよならの朝に約束の花をかざろう』がアニメーション最優秀作品賞(金爵賞)(18年)を受賞。毎回日本特集や特別上映会などが人気を博している。

上海国際映画祭
■開催地:中国・上海 
■開催期間(現地):2019年 6月 15 日(土)~6月24 日(月)
■公式サイト http://www.siff.com/siff2017/english/

■【イントロダクション】
-自信を持てずにいるすべての人へ-
アヌシー国際アニメーション映画祭・クリスタル賞(グランプリ)受賞作品『夜明け告げるルーのうた』(17年)、日本アカデミー賞最優秀アニメーション賞受賞作品『夜は短し歩けよ乙女』(17年)、昨年Netflixで配信がスタートした「DEVILMAN crybaby」など数々の話題作を世に送り出し、疾走感と躍動感に溢れる自由闊達な映像表現で、日本のみならず世界を魅了してきた湯浅政明。
活躍の勢いがとどまることを知らない湯浅監督待望の最新作は、海辺の街を舞台にした、消防士の青年・港(みなと)とサーファーの大学生・ひな子との、運命的な恋を描くラブストーリー。
スタッフは、脚本に『猫の恩返し』(02年)、『映画けいおん!』(11年)、『若おかみは小学生!』(18年)の吉田玲子。音楽を「リトルウィッチアカデミア」シリーズ、『夜は短し歩けよ乙女』(17年)の大島ミチルが担当。湯浅監督作品での活躍も記憶に新しく、日本アニメーション界に欠かせない存在の二人が本作でも強力なタッグを組む。
声の出演として、“港”役に、人気ダンス&ボーカルグループGENERATIONS from EXILE TRIBEでボーカルを務める片寄涼太。ドラマ・映画他ジャンルを超えた展開が話題の『PRINCE OF LEGEND』(18年~)への出演や、配信中のネットドラマ「TOKYO COIN LAUNDRY」では主演を務めるなど俳優としても今後の活躍が期待されている片寄が、声優に初挑戦する。また、港と恋に落ちるヒロイン“ひな子”役には、『嘘を愛する女』(18年)、『センセイ君主』(18年)、『人魚の眠る家』(18年)など話題作に続々出演、『恋のしずく』(18年)では映画初主演も果たし、演技派の女優として抜群の存在感を発揮する川栄李奈。
さらに港の妹・洋子役にテレビドラマ日曜劇場「この世界の片隅に」(18年)で、3000人を超える中からオーディションを勝ち抜きヒロイン“すず”役を熱演、確かな演技力に注目の集まる松本穂香。港の後輩消防士・川村山葵役に『コーヒーが冷めないうちに』(18年)や「アシガール」(18年)で好演、「今日から俺は!」(18年)のツッパリ・伊藤役で大ブレークを果たし、本年度の日本アカデミー賞で話題賞と新人俳優賞のW受賞を達成した伊藤健太郎と、人気、実力を兼ね備えたフレッシュな二人が脇をかため、最旬豪華キャストが実現した。
また主題歌はGENERATI0NS が担当。本作のために書き下ろされた「Brand New Story」は物語のキーとなる曲として、作品をドラマティックに彩る。
“したたかに生きなければという世の中で、純粋な主人公を波にのせてあげたいと思った”と監督が語るこの作品は、そっとあなたの背中を押す物語。心に響くメロディにのせ、切なくも胸が熱くなる、感動の青春ラブストーリーがこの夏誕生する。

■【ストーリー】
小さな港街へ越してきたひな子。サーフィンが大好きで、波の上では怖いものなしだが自分の未来については自信を持てずにいた。ある火事騒動をきっかけに、消防士の港(みなと)と偶然出会い、恋に落ちる。
お互いがなくてはならない存在となった二人だが、港は溺れた人を助けようとして、海で命を落としてしまう。大好きな海が見られなくなるほど憔悴するひな子。そんなある日、ひな子が二人の思い出の歌を口ずさむと、水の中に港が現れる。「ずっとひな子のこと助けるって約束したろ?」
死んだはずの港と再び会えたことを喜ぶひな子だが…。
奇跡がもたらした二人の恋の行方は?そして、港が再び姿を見せた本当の目的とは?

■【キャラクター】
・雛罌粟 港(ひなげし みなと)/片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)
消防士。正義感が強く仕事でも信頼されている。器用で何でもそつなくこなす。
海の事故で命を落としてしまうが、ひな子の歌をきっかけに再び現れる。
・向水 ひな子(むかいみず ひなこ)/川栄李奈 
大学生。サーフィンが大好きでその腕前もかなりのもの。明るくあっけらかんとした性格だが、自分の未来については自信を持てずにいる。

・雛罌粟 洋子 (ひなげし ようこ)/松本穂香
港の妹で高校生誰に対してもぶっきらぼうな態度を取る一方、兄を慕っている。

・川村 山葵 (かわむら わさび)/伊藤健太郎
新人消防士で港の後輩。人懐っこい性格だが、仕事では失敗ばかりを繰り返し、消防士としてはまだ半人前。

■【クレジット】
監督:湯浅政明
脚本:吉田玲子 音楽:大島ミチル キャラクターデザイン・総作画監督:小島崇史
出演:片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、 川栄李奈、松本穂香、伊藤健太郎
主題歌: 「Brand New Story」GENERATIONS from EXILE TRIBE(rhythm zone)
アニメーション制作:サイエンスSARU   配給:東宝  コピーライト:©2019「きみと、波にのれたら」製作委員会

●公式サイト:https://kimi-nami.com/ ●予告編You Tube :https://youtu.be/n7HtNsJdMDw
●Twitter:https://twitter.com/kiminami_movie ●Instagram:https://www.instagram.com/kiminami_movie #きみ波