WOWOW「東京二十三区女」主演倉科カナ、安達祐実、桜庭ななみインタビュー解禁
大都会・東京の裏側には、数多くの恐怖の物語が秘められている。そんな恐ろしくも哀しい物語をテーマにしたホラーミステリードラマ「東京二十三区女」が、いよいよ 4 月 12 日(金)深夜 0:00(24 時)からWOWOWで放送スタート。全 6 話のオムニバスドラマとして、各話の主人公が東京に実在する恐怖スポットへと足を踏み入れていく。そこには恐ろしい伝承、隠された歴史、そして人間の哀しい過去が存在した。その封印が解かれたとき、見る者は想像を絶する恐怖を目の当たりにする。
全話に登場するフリーライターの璃々子(島崎遥香)が、「渋谷川の暗渠」「夢の島」「東池袋中央公園」「お台場」「縁切榎」「鈴ヶ森刑場跡」といった物語が秘められた場所を巡るミステリー仕立てで展開。彼女が足を踏み入れる東京の身近な場所に存在する怪異は、われわれにリアルな恐怖を植え付ける!
この度、各話の恐怖を彩る豪華主演女優のインタビューが解禁となった!第 1 話「渋谷区の女」の倉科カナ、第 2 話「江東区の女」の安達祐実、第3話「豊島区の女」の桜庭ななみ、こちらの3人のインタビューを第一弾としてお届けする。女優陣が自ら各話の魅力を語っており、番組への期待がより一層高まる内容となっている。第 4~6 話のインタビューも、第二弾として後日公開を予定。なお、インタビューの全編はWOWOW番組サイトで同時に公開するので、こちらもお見逃し無く。
第 1 話「渋谷区の女」倉科カナ 4 月 12 日(金)放送
この作品は、身近なところに隠されている“闇”が次から次に展開されていくので、すごく怖さを感じましたね。私が出演する「渋谷区の女」は、涼子(倉科カナ)と謎の男(佐野史郎)との渋谷の暗渠の中での狂気を孕んだ攻防戦が台本を読んですごく面白かったので、そのために全てを削ぎ落とすような演技をしました。私が演じる涼子は普通のOLですが、心に“闇”があります。何かを犠牲にしていますが、生きていくため、それに蓋をして表に出さないところが暗渠と重なりましたね。
難しい作品を作る現場でしたが、共演の佐野史郎さんがすごく寄り添って支えてくださいました。現場では、実際に渋谷川に入って、暗渠の入り口で撮影するという貴重な経験をしました。その場所は、なんとも言えない不気味さがあって…それが、涼子が自分の蓋をしてきた闇に、今から向かって行く心情とリンクしましたね。渋谷という華やかな場所は、町の発展のためにたくさんの川が蓋をされ、忘れられています。そうであったことが忘れられていくような寂しさが、涼子とリンクしました。
普通のホラーと違い、人間ドラマとしても楽しめますが、特に「渋谷区の女」の緊迫感のある台詞のやり取りは、サスペンスとしても楽しんでいただけると思いますので、是非ご覧ください。
第 2 話「江東区の女」安達祐実 4 月 19 日(金)放送
この作品は、ホラーが主体ではありますが、東京のことをよく知ることができる内容になっています。第 2 話の「江東区の女」で私が演じる伸子は、道ならぬ恋への罪悪感に葛藤しながらも、子供という守るべき存在のために強く生きる女性です。そんな伸子をなるべく繊細に演じるようにしました。迫力がある怖いシーンも多いのですが、それだけでなく、愛することへの葛藤や悲しみ、そして子供への愛情が色濃く出るストーリーになっており、完成した映像を見て、短いドラマなのに映画を 1 本見た後のような気分になりましたね。
共演した鈴木砂羽さんは、本当に迫力がすごくて・・・頭で考えるのではなく、心と体が動かされてしまうような素晴らしい演技をしていらっしゃいました。長谷川朝晴さんとは共演回数が多く、気心の知れた方とまたご一緒出来て良かったと思っています。
第 2 話「江東区の女」は恐怖の中にも、悲しさや愛情など様々な感情が交錯していく模様を見て頂くことが出来ます。もちろん怖がりながらもご覧頂けるので、是非お楽しみください。
第 3 話「豊島区の女」桜庭ななみ 4 月 26 日(金)放送
全 6 話の台本を初めて読んだ時、人の怨念を強く感じて、普通のホラーよりも怖く、ハラハラ・ゾワゾワしてしまいました。特に私が出演する第 3 話は、その土地が持つ怨念の強さと不気味さを感じましたね。このドラマをみたら、自分が住んでいるところにも何か封印された秘密があるのではないか、と思ってしまうと思います。知りたくないけれど、知りたいとも思ってしまいますね。
私は、澪(桜庭ななみ)のような魔性の女を演じるのが初めてでしたので、自分にとっての大きなチャレンジになりました。歳の離れた男性とのラブ・ストーリーも初めて演じたのですが、最初は緊張していました。切ないシーンが多かったのですが、共演の小日向文世さんが場を盛り上げてくださったので、明るい雰囲気でホラーを撮っている感じがしなかったですね。私はホラー作品を見ることが、実は苦手なのですが、収録に関しては現場が明るかったので、すごく楽しく演じることが出来ました。
私の演じる“豊島区の女”にどんな謎が隠されているのか、探りながら是非ご覧ください。
【番組サイト】https://www.wowow.co.jp/drama/tokyo23ku/
※番組サイトにてインタビュー映像を公開!!
出演:
倉科カナ 月船さらら 阪田マサノブ / 佐野史郎 (第 1 話)
安達祐実 上村歩未 クノ真季子 / 長谷川朝晴 鈴木砂羽 (第 2 話)
桜庭ななみ 藤原季節 / 小日向文世 (第 3 話)
壇蜜 大西信満 / 竹中直人 (第 4 話)
中山美穂 マフィア梶田 浅川悠 / 小木茂光 (第 5 話)
島崎遥香 白洲迅 山崎真実 藤木由貴 / 岡山天音 (第 6 話)
原作:長江俊和『東京二十三区女』(幻冬舎文庫)
監督・脚本:長江俊和(「放送禁止」『パラノーマル・アクティビティ第2章
/TOKYO NIGHT』)
音楽:天休久志 (「犬神家の一族(2018)」、舞台『滝沢歌舞伎 ZERO』)
プロデュース:羽鳥健一(「連続ドラマW 闇の伴走者~編集長の条件」)
「貴族探偵」「ようこそ、わが家へ」)
プロデューサー:古谷忠之(「東京オリンピックと世紀の大犯罪」
「SHARE」「消えた天才」)
壁谷悌之(「歌のおにいさん」「明日があるさ」
「刑事 犬養隼人」)
4月12日(金) WOWOWプライムにて放送スタート!
毎週金曜深夜0時(24時)~(全6話)【第1話無料放送】