この度、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』の監督 J・A・バヨナが初の製作総指揮を務めた映画『マローボーン家の掟』が4月12日(金)より新宿バルト9ほかで全国公開いたします。

『ジュラシック・ワールド』の製作陣が仕掛ける震撼スリラー

ハリウッドのメガヒット・シリーズ通算第5作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』のメガホンを執り、
2018年洋画興収成績ナンバーワンに輝いた日本を始め、世界各国で大ヒットに導いたJ・A・バヨナ監督。若くしてスペインを代表するフィルムメーカーとして名を馳せ、今や最も注目される才能の一人となった彼が、初めて製作総指揮を務めたのが本作品。そして監督デビュー作となるのが『永遠のこどもたち』『インポッシブル』の脚本を手掛けたセルヒオ・G・サンチェスという強力コンビ! 今やハリウッド界を席捲しているスパニッシュ・スリラーの代表的存在の2人が満を持してタッグを組んだのが『マローボーン家の掟』である。

この度、本作をひと足早く鑑賞した著名人の方々からコメントが到着いたしました。

「Another」「暗黒館の殺人」などミステリー小説を手掛けた作家の綾辻行人をはじめ、事故物件情報サイトとして有名な「大島てる」の管理人大島てる、オカルト作家の山口敏太郎らミステリーやホラー作品の作家陣がこぞって本作を称賛。また、恐怖映画研究家の山崎圭司、ゲームクリエイターの小島秀夫という映画好きを唸らせ、絶賛の声が寄せられました。また、本作のキーワードでもある”掟”について、著名人らが従い、守り抜いてきたご自身の家にある秘密の掟(ルール)を公開!!

とても美しくて怖くて、とても巧みで、そして切ない、愛おしい。
観ていない人に多くは語れない。観た人とは何時間でも語り合いたい。
――そんな傑作である。
綾辻行人(作家)

半世紀前のアメリカが舞台のスペイン映画という点は忘れていい。
近い将来,『マローボーン家の掟』を想起させるような事件が,この日本で起きるだろう。
掟:カエルを絶対に交通事故に遭わせてはならない。さもなければ不幸になる。
大島てる(事故物件サイト管理人)

ホラーの名産地スペインから、また新たな名作が生まれました。
固い絆で結ばれた4兄妹たちの姿が胸を打つ。
ホラー要素だけでなく、ミステリーとしても家族のドラマとしても優れた素晴らしい作品です。
人間食べ食べカエル(人喰いツイッタラー)

あのスパニッシュ・ホラーの傑作「永遠のこどもたち」以来の衝撃と感動!
家族の罪と罰、愛と絆を描く。ホラー映画が、恐怖を与えるだけの、ひと夏の消費材ではなく、
我々現代人の光と闇を映し出す“鏡”であり、永遠に残る人生の糧であることを、
天才J・A・バヨナとセルヒオ・G・サンチェスの名コンビが再度、教えてくれる。
小島秀夫(ゲームクリエイター)

謎めいた掟を胸に、どんなときも肩寄せあう兄妹が我がことのように愛おしい。
彼らの澄んだ瞳を通して誰の心にもある郷愁が立ちのぼり、その風景のなかに幽霊がいる。
過ぎた時間を焼きつけた、切ないまでの幽霊が。
掟:虫かご満タンになるまで捕まえない※野原の昆虫を際限なく採取してくる子供だった為
山崎圭司(恐怖映画研究家)

家族は最も小さな共同体であり、小さな国家である。
そこには独特の習慣や掟がある。それを破る者には恐るべき天罰が加えられる。
家族愛は、憎しみと猟奇の二重奏で表現されるものだ。
掟:何故か、毎晩母親が風呂場の洗面器に水をたっぷり貼っていた。
家を建て替えた時、その奇妙な儀式はなくなった。
山口敏太郎(オカルト作家)

僕は今まで七軒の事故物件に住んできたけれど、
ここまで不気味で謎に満ちた”いわくつき”には出会ったことがない。
逃げ場のない恐怖に立ち向かう兄弟たちの姿には、
大変勇気をもらいました。そして怖い。
掟:一生事故物件に住み続け、幽霊を撮影すること
松原タニシ(事故物件住みます芸人)

彼らが守ろうとした世界のなんと恐ろしく、美しいことか。
作品を覆っていた恐怖が一変するクライマックスに映像でしか表現できない感動があった。
巧妙に仕組まれた演出は、見終えた瞬間、見返したくなる。
掟:早寝早起き
松江哲明(ドキュメンタリー監督)

スリラー小説の様な叙述トリックを映像で見事に表現していることに驚嘆。
トリックのヒントも映像を”ある掟”に従わせることで提示されており、
あえて邦題に”掟”という言葉を追加したセンスも含めて素晴らしい。
掟:使用済みデンタルフロスを排水溝に流すな!(詰まるだろが!)
氏家譲寿(ナマニク) (映画ライター)

情緒的な映像に引き込まれ、油断してたら頭をガツンとやられました!
衝撃的。愕然。観るときは注意を払ってよく見てください。
これ以上は、何も言えません!
レイナス(ホラー通信 ライター)

【監督・脚本】セルヒオ・G・サンチェス 【製作総指揮】J・A・バヨナ
【出演】ジョージ・マッケイ/ミア・ゴス/チャーリー・ヒートン/マシュー・スタッグ/アニャ・テイラー=ジョイ
2017年/スペイン・アメリカ/英語/カラー/シネマスコープ/5.1ch/1時間50分/日本語字幕:佐藤恵子
原題:MARROWBONE/配給:キノフィルムズ|木下グループ/レーティングG 公式サイト:www.okite-movie.jp
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