ゴールデン・グローブ賞ではジョン・C・ライリー、英国アカデミー(BAFTA)賞ではスティーヴ・クーガンの主演二人がそれぞれ主演男優賞にノミネートされ、全英初登場1位を記録した映画『僕たちのラストステージ』(HIGH
BROW CINEMA配給)が4月19日(金)より新宿ピカデリー他全国順次公開いたします。

本作は、ハリウッドでサイレントからトーキー期に活躍した伝説のお笑いコンビ、ローレル&ハーディ(極楽コンビ)の晩年の実話を描いた感動作。『フィルス』で数々の賞を受賞したジョン・S・ベアードがメガホンをとり、米の映画批評サイト「Rotten
Tomatoes」では、英米公開後に94%フレッシュ(1/18現在)という高評価を記録。興行での成功に加えて、口コミ・レビューの面でも高い評価を得ている話題作。共に人生を歩んできたコンビが、人生の晩年に差し掛かり、改めて友情、舞台の大切さに気付いていく。人生の可笑しみと哀しさ、素晴らしさをユーモラスに描いた、愛おしいヒューマンコメディです。

この度、妻の辛口トークは伝説のコメディアン越えのコンビネーション⁉
ローレル&ハーディと妻たちの食事シーンが到着いたしました!

今回解禁となる本編映像は、夫であるローレル&ハーディのロンドン公演に、スタン・ローレルの妻イーダ(ニナ・アリアンダ)とオリバー・ハーディの妻ルシール(シャーリー・ヘンダーソン)がアメリカから駆け付け、夫婦2組でホテルで食事をとるシーン。一見すると、久しぶりの夫婦水入らずの時間に、場が盛り上がっているようでいて、話に耳を傾けてみると、妻たちは自分の夫を愛するがゆえに、夫の相方への評価が厳しい、ということが分かるシーンだ。
オリバーの妻ルシールは、夫の薬の管理をしてくれていたスタンに感謝しつつも、その記憶の当てにならなさに不信感を持ち、言葉で抗議はしないものの、明らかにに不満な態度を示す。スタンの妻イーダは、膝が悪くて全力のパフォーマンスが難しいオリバーに対して、全力でやれば痛みなんて気にならないと上から目線で発言した挙げ句に、代役まで勧める始末。自分の夫のことだけを思い、お互いを思いやるがあまりにこれまで曖昧にしてきたローレルとハーディの関係性に、一石を投じてしまうイーダとルシール。二人の辛口の言葉の応酬は、ローレル&ハーディとはまた違う、可笑しみを放っている。

スタンの妻で、超強気なイーダを演じたのは、トニー賞に最年少で2年連続ノミネートされ、「ヴィーナス・イン・ファー」で同賞を受賞。『ミッドナイト・イン・パリ』や『マダム・フローレンス!
夢見るふたり』など話題の映画にも出演し、圧倒的な存在感を発揮している注目の女優ニナ・アリアンダ。今回の役作りについてアリアンダは、「衝撃的だったのは、彼女が彼に最初に惹かれたきっかけが、彼の孤独だったということ。男性の孤独に魅力を感じるなんて、特別な女性だと思った。そこが彼女の魅力でもあるわ」と熱く語っている。オリバーの妻で、内気なルシールを演じるのは、『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズや『ハリーポッター』シリーズの嘆きのマートル役で広く知られるイギリスを代表する名女優、シャーリー・ヘンダーソン。なんと夫役のジョン・C・ライリーの提案で、ルシール役に決定したヘンダーソンは、オリバーに対するルシールの愛について「彼女が心配しているのは、夫が頑張りすぎているのではないかということ。何があろうとも、彼女の行動のすべては夫のためよ。夫の健康と幸福のためだった。」と語っている。

なかなかに強烈な妻たちと、それを温かく見守るローレル&ハーディ。英米を代表する名優4人の息の合った台詞の掛け合いも必見!妻同士の今後の関係性も気になる注目のシーンになっています。

◆【4/19(金)公開】映画『僕たちのラストステージ』本編映像<食事編>

出演:スティーヴ・クーガン、ジョン・C・ライリー、ニナ・アリアンダ、シャーリー・ヘンダーソン、ルーファス・ジョーンズ、ダニー・ヒューストン
製作:フェイ・ウォード 監督:ジョン・S・ベアード『フィルス』 脚本:ジェフ・ポープ『あなたを抱きしめる日まで』
原題:STAN&OLLIE/2018年/イギリス・カナダ・アメリカ/英語/カラー/スコープ/DCP5.1ch/98分
配給:HIGH BROW CINEMA
© eOne Features (S&O) Limited, British Broadcasting Corporation 2018
公式サイト:
laststage-movie.com