1990年代半ば東京は東中野。小さな街の片隅で、様々な若者がひとつの“家”に寄り合い子育てに奮闘した実践的共同保育「沈没家族」。そこで育った監督自身が、20年の時を経て“家族のカタチ”を見つめなおして行くドキュメンタリー映画『沈没家族 劇場版』の公開が4月6日(土)よりポレポレ東中野にて決定となりました!

公開期間中の4月20日(日) には、主題歌・劇中音楽を担当したバンドMONO NO AWAREの玉置周啓(ボーカル&ギター)と加納土監督によるトークイベントも決定!その他にも、上野千鶴子(社会学者)や永田夏来(家族社会学者)等、バラエティに富んだトークイベントを多数開催します。また、MONO NO AWAREが本作のために書き下ろした主題歌「A・I・A・O・U」は4月3日(水)より配信開始!この曲の配信ジャケットには、加納土監督のインパクトある顔写真が使用されています。加納監督が“沈没家族”での生活から母親と移住したのは八丈島。その島の高校で先輩(玉置)後輩(加納)の関係だった2人が、時を経て映画で共作する奇跡!

【加納土監督 コメント】
映画を作る過程で僕を育ててくれた人たちに再会し、関わってもらい、これから世に出す中で気づいた事があります。今の僕の周りには信じられる人間がたくさんいる。その中のひとりが八丈島で出会った玉置周啓くんとMONO NO AWARE。素晴らしい曲を書いてくれてありがとう。大人になって“踊りが踊れなきゃわからない”ことはあるけれど、ぼくは今、違う踊りを覚えました。「A・I・A・O・U」が入って、映画はさらにパワーアップしました。是非、観に来てください!!!

【玉置周啓(MONO NO AWARE) コメント】
家族、と聞いてみなさんは何を思い出すでしょうか。僕は、父、母、兄弟祖父母を思い浮かべたあと、近所のおじさんや名前も思い出せないような上級生のことが脳裏をよぎります。彼らは、血の繋がらない家族でした。子どもなりに、その人たちに「ありがとう」と言うこともありましたが、本当のありがたさを知ったのは大人になってからです。この映画、そしてこの曲を通して、みなさんに感謝を伝えたいです。

≪トークイベント予定≫ いずれも上映後に開催
4月6日(土) 12:30~、14:30~ 加納土(監督)、加納穂子(本作出演)舞台挨拶
4月7日(日) 12:30~ 加納土(監督)、加納穂子(本作出演)舞台挨拶
4月7日(日) 14:30~ 上野千鶴子(社会学者/東京大学名誉教授)
4月9日(火)18:50~ 吉岡マコ(NPO法人マドレボニータ 代表)
4月10日(水)18:50~ ペペ長谷川&神長恒一(だめ連/本作出演)
4月11日(木)18:50~ 高橋ライチ(NPO法人リスニングママ・プロジェクト発起人/本作出演)
4月12日(金)18:50~ 佐々木ののか(文筆家)
4月13日(土) 12:30~ 永田浩三(武蔵大学 社会学部教授)
4月14日(日) 12:30~ 永田夏来(家族社会学者)
4月20日(日) 21:00~ 玉置周啓(MONO NO AWARE)
以降の予定は、『沈没家族 劇場版』公式ホームページまたはポレポレ東中野ホームページをご覧ください

◆『沈没家族 劇場版』公式ホームページ http://chinbotsu.com

◆ポレポレ東中野公式ホームページ https://www.mmjp.or.jp/pole2/

◆「MONO NO AWARE」公式ホームページ http://mono-no-aware.jp/

監督・撮影・編集:加納 土 音楽:MONO NO AWARE/玉置周啓 宣伝:contrail/配給:ノンデライコ/製作:おじゃりやれフィルム (2018/日本/90分/HD/カラー) ©2018おじゃりやれフィルム