映画『ハイ・ライフ』のクレール・ドゥニ監督、14年振りの来日が決定!
このたび、『ショコラ』『パリ18区、夜。』『ガーゴイル』などで知られるフランスを代表する女性監督クレール・ドゥニの最新作『ハイ・ライフ』が、4月19日(金)より、ヒュ―マントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開されます。
本作『ハイ・ライフ』は、80年代から意欲的な作品を送り出し続ける、フランスを代表する鬼才クレール・ドゥニ監督が、初めて挑むSF作品であり、初めての英語劇による映画。そのクレール・ドゥニ監督(70)が、アンスティチュ・フランセ東京と、フランスの日刊紙「リベラシオン」の協力の元、3月に来日する事がこのほど決定した。今回、アンスティチュ・フランセ東京にてフランス映画の現在を紹介する特集上映(【第一回映画/批評月間~フランス映画の現在をめぐって~】/期間:3月9日-4月21日)が開催され、クレール・ドゥニ監督の過去作品も多数上映される予定。その中で行われる新作『ハイ・ライフ』の上映会は、監督を迎えて行われる予定で、今回特別に、監督のファンと公言されている黒沢清監督も登壇予定だという。今回の来日は、2005年の「カイエ・デュ・シネマ週間」以来、実に14年振りとなる。近年、監督作品の日本公開が無かった分、各映画祭から「衝撃的な作品」と注目されている新作『ハイ・ライフ』の日本公開と併せたこの来日は、ファンにとっては実に喜ばしいニュースとなるはずだ。
「これは絶望と人間の優しさについての映画です。何を差し置いても、愛の物語です。」
―クレール・ドゥニ監督
※映画『ハイ・ライフ』特別上映は、3月12日(火)を予定しています。
詳細はこちら:https://www.institutfrancais.jp/tokyo/agenda/cinema1903121845/
【あらすじ】
遥か彼方、太陽系外の宇宙。孤独な旅を続ける宇宙船に乗り込んでいたのは死刑囚たち。彼らは極刑の免除と引き換えに、ある実験のために宇宙船の中で生活していたのだ。死刑囚たちへの実験を行っていたのは、美しい女性科学者・ディブス医師(ジュリエット・ビノシュ)。彼女の目的は、信じられないほどに衝撃的なものだったー。
監督・脚本:クレール・ドゥニ『ショコラ』『パリ、18区、夜。』 共同脚本:ジャン=ポール・ファルゴー『ポーラX』
出演:ロバート・パティンソン(『トワイライト』シリーズ、『コズモポリス』)、ジュリエット・ビノシュ(『アクトレス~女たちの舞台~』)、ミア・ゴス(『ニンフォマニアックVol.2』、『サスペリア』)、ほか
2018年 /ドイツ、フランス、イギリス、ポーランド、アメリカ合作 / 英語 / 113分/ カラー / 5.1ch / PG-12 / 原題:High-Life / 日本語
字幕:岩辺いずみ / 配給:トランスフォーマー © 2018 PANDORA FILM – ALCATRAZ FILMS
公式HP:http://www.transformer.co.jp/m/highlife/
4月19日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷、ユナイテッド・シネマ豊洲ほか全国順次公開