2017年、第33回サンダンス映画祭(ショートフィルム部門)にて、監督・長久允が日本映画初のグランプリを獲得。
そんな長久允監督が長編作品に初挑戦した『WE ARE LITTLE ZOMBIES(ウィーアーリトルゾンビーズ)』が第43回香港国際映画祭への正式招待が決定!

アジア最大級の映画祭である「第43回香港国際映画祭(HKIFF)」は、1976年に設立され、香港・中国語・アジア圏の映画やそのフィルムメーカーたちを世界に広める先駆けとして、アジアで初めて開催された国際映画祭。昨年は60の国と地域から237本の作品が13の会場で上映された。「香港影視娯楽博覧(Entertainment Expo)」の中の一つで、併設する映画マーケットの香港フィルマートとあわせて多くの来場者を誇る香港最大の文化イベントであり、インディーズからメジャー作品、実写・アニメ・ドキュメンタリーと多彩なラインナップの映画を上映する。
この度、正式招待が決定したのはFantastic Beats部門。若い世代に向けてつくられ、その中でもオリジナリティが評価された作品を選ぶ本部門は、日本映画を多数招待する部門である。本年は全部で5本が同部門に招待され、そのうち本作を含む4本が日本映画となる。

本部門のプログラムマネージャーを務めるアルヴィン・ツェ氏は、本作の選出理由について次の様に語っている。「目が覚めるようなすばらしいビジュアルと音楽で、新しい世代による、新しい世代のために作られた、人々を魅了してやまない特別なデビュー作品。」(英語:With stunning visual and music, a spell-binding and unique debut which is created for (by) the new generation. )

本作は、本年度のサンダンス映画祭からの招待を受け、ワールドプレミア上映をした結果、日本映画初となる審査員特別賞オリジナリティ賞を受賞!さらに先日行われたベルリン国際映画祭にて、ジェネレーション14plus部門のオープニング作品として選出され、準グランプリにあたるスペシャル・メンション賞を日本映画で初受賞を果たしている!

世界中の映画祭を席巻している『WE ARE LITTLE ZOMBIES(ウィーアーリトルゾンビーズ)』は、日本公開前にも関わらず、フランスの映画配給会社ARP Sélection、『万引き家族』『この世界の片隅に』など幅広いジャンルの日本作品を多数配給している香港最大手の映画配給会社のEdko Films Ltd. 、『あん』『そこのみにて光輝く』などの作家性の高い日本映画や『婚約者の友人』『私はあなたのニグロではない』など世界各国の良質な作品を配給している台湾のJoint Entertainment International Inc.、そして中国の映画配給会社といった4カ国での配給が決定している。さらに、今後は3月8日から行われるスウェーデン日本映画祭への招待が決定しているなど、続々と海外映画祭からのオファーが後を絶たず、世界から熱視線を浴びる本作の快進撃が続いている。

映画『WE ARE LITTLE ZOMBIES(ウィーアーリトルゾンビーズ)』 作品概要

サンダンス映画祭グランプリ監督と、感情をなくした4人の13歳。
2019年、新時代の才能による、映画革命
★2019年サンダンス映画祭World Cinema Dramatic Competition部門正式招待作品
★第69回ベルリン国際映画祭 ジェネレーション部門正式招待作品

「両親が死んだ。悲しいはずなのに泣けなかった。
彼らはゴミ捨て場でとびきりのバンドを組むと決めた。こころをとりもどすために」

第33回サンダンス映画祭(ショートフィルム部門)にて、埼玉県・狭山市で実際にあった事件を題材とした短編映画『そうして私たちはプールに金魚を、』が、日本映画初のグランプリを獲得した監督・長久允。審査委員から「これまで誰も見たことがない!何にも似ていない!」とその圧倒的なオリジナリティと表現力から“ネオジャパニーズ”と称された長久允監督の長編デビュー作となる。物語の主人公であり、劇中バンド<リトルゾンビーズ>を演じるのは、『そして父になる』にて福山雅治の息子役を演じた二宮慶多。テレビCMや『クソ野郎と美しき世界』での好演も記憶に新しい中島セナ。ドラマ『嘘の戦争』など多くの作品に出演するぽっちゃり俳優水野哲志。天才似顔絵師として話題の奥村門土。4人の新しい才能の発掘により、瑞々しくもかつてない少年少女像が誕生した。
また、佐々木蔵之介、永瀬正敏、菊地凛子、池松壮亮、村上淳など日本を代表する豪華名優たちも、監督の才能に共感して大集結!「音楽を通じて成長する子どもたち」といった普遍的な物語を、まるで冒険RPGゲームを想起させるかのようなギミック満載の映像表現や、天性のリズム感で放たれ続ける台詞回しなど、その独創的スタイルが観るものの想像力を掻き立てる!

【第43回 香港国際映画祭 情報】
・会期:2019年3月18日~4月1日※現地時間
・開催場所:中国 香港

アジア最大級の映画祭である「第43回香港国際映画祭(HKIFF)」は、1976年に設立され、香港・中国語・アジア圏の映画やそのフィルムメーカーたちを世界に広める先駆けとして、アジアで初めて開催された国際映画祭。昨年は60の国と地域から237本の作品が13の会場で上映された。「香港影視娯楽博覧(Entertainment Expo)」の中の一つで、併設する映画マーケットの香港フィルマートとあわせて多くの来場者を誇る香港最大の文化イベントであり、インディーズからメジャー作品、実写・アニメ・ドキュメンタリーと多彩なラインナップの映画を上映する。

【映画公式サイト】  https://littlezombies.jp   <Twitter> @littlezombies_m   <instagram>@little.zombies.movie

脚本・監督:長久 允 (サンダンス映画祭短編部門グランプリ 『そうして私たちはプールに金魚を、』)
出演:二宮慶多 水野哲志 奥村門土 中島セナ
佐々木蔵之介 工藤夕貴 池松壮亮 初音映莉子
村上淳 西田尚美 佐野史郎 菊地凛子 永瀬正敏 
<出演順>康本雅子 夏木ゆたか 利重剛 五月女ケイ子 山中崇 佐藤緋美 水澤紳吾 黒田大輔 忍成修吾 長塚圭史 池谷のぶえ 戌井昭人 赤堀雅秋 清塚信也 山田真歩 湯川ひな 松浦祐也 渋川清彦  かっぴー いとうせいこう CHAI 菊地成孔 森田哲矢(さらば青春の光) 吉木りさ(声) 柳憂怜 三浦誠己

製作:吉崎圭一/新井重人/水野道訓/井上肇/加太孝明 プロデューサー:山西太平/ 高橋信一/ 横山治己/ 長谷川晴彦  ラインプロデューサー:鈴木康生/小柳智則 アソシエイトプロデューサー:國枝礼子/橘佑香里/熊澤瑠里 撮影:武田浩明 照明:前島祐樹 サウンドデザイン:沖田純之介 美術:栗林由紀子 装飾:渡辺誉慶 衣裳:下山さつき ヘアメイク:光野ひとみ 助監督:平井淳史 キャスティング:田端利江 スクリプター:大西暁子 演出補:長田亮 
制作担当:宮森隆介 編集:稲本真帆 カラリスト:根本恒 VFXスーパーバイザー:二瀬具洋 音楽プロデューサー:山田勝也 
リトルゾンビーズ音楽:LOVE SPREAD リトルゾンビーズ衣裳:writtenafterwards リトルゾンビーズメイク:加茂克也 アートワーク:magma 
製作幹事:電通 配給:日活 制作プロダクション:ROBOT 特別協賛:フェイスマスクルルルン/ グライド・エンタープライズ 
©2019“WE ARE LITTLE ZOMBIES”FILM PARTNERS(電通/日活/ソニー・ミュージックエンタテインメント/パルコ/ ROBOT)