精神科医 名越康文氏に「この映画が、これまで見た中で一番怖かった」と評された衝撃の問題作!
毎晩夢に出てくる、青いバケツと真っ赤な血。
殺人を繰り返す凶悪犯。トラウマ必至の異色サスペンス映画解禁!
女性同士の同性愛、トラウマによる記憶喪失、記憶の再生、殺人、死体損壊、死体遺棄など、
印象的かつ衝撃的な映像表現を多数含む本作が、アップリンク渋谷他、東京・大阪など各地劇場での上映が決定。
人間が持つ弱さやトラウマ、愛や孤独、狂気などに焦点を当て、恐怖と切なさが入り混じった独特な映像表現が織りなされる。

監督は、監督・脚本・作曲などをマルチにこなす20代新鋭 天野友二朗。
実在する女性社員への病院内ハラスメントを題材にした復讐劇を題材にした初監督作『自由を手にするその日まで』では、予算70万円という超低予算ながらそれをはるかに上回るクオリティを実現させ、現在アルバトロスより全国TSUTAYA・GEO他DVDレンタル展開中。である
現在3作目にして年内公開予定の商業デビュー作を撮影中で、そちらも近日情報解禁予定など、今注目が集まっている。
本作『脂肪の塊』は、昨年完成した天野監督による自主製作映画2作目だが、
いわゆる「自主製作映画」から予想される完成度の領域を大きく上回る作品として仕上がっている。
トラウマによる記憶喪失と記憶再生を、「夢の中に出てくる青いバケツ」を用いて斬新に映像表現したことで、
『シューイチ』他TV出演多数の精神科医 名越康文氏からも高く評価される。
「この映画が、これまで見た中で一番怖かった」と評され、鑑賞後、眠れなくなる者が続出したといういわくつきの作品だ。

主演ヒロインは、天野監督の初監督作『自由を手にするその日まで』で堂々の初主演を飾ったみやびが続投。サブヒロインは、『ジムノペディに乱れる』『探偵はBARにいる3』他出演作多数の実力派、田山由起が演じる。
その他、『ケンとカズ』で印象的な芝居を見せた髙野春樹が、トラウマに悩む連続殺人犯の男を熱じ、『響 -HIBIKI-』『新宿スワン』など出演の米元信太郎が、ストーカー癖を持つ凶悪犯罪者を熱演する。

他、『ケンとカズ』『クズとブスとゲス』他多数出演のカトウシンスケや、『退屈な日々にさようならを』の村田唯などが脇を固め、『SLUM-POLIS』のアベラヒデノブ、『アストラル・アブノーマル鈴木さん』で商業デビューを飾った大野大輔監督らも特別出演している。

本作の宣伝配給にあたり、『淵に立つ』で第69回カンヌ国際映画祭「ある視点部門」審査員賞受賞の深田晃司監督もクラウドファンディングに一部協力。

<劇場情報>

アップリンク渋谷:
 4/6(土)~4/19(金) 2週間上映予定 
十三シアターセブン:
 5/11(土)~5/17(金) 1週間上映予定
下北沢トリウッド:
 5/25(土)~5/31(金) 1週間上映予定

 
<あらすじ>

会社員として働くレズビアンの女性、沢村花子(みやび)は、連日悪夢にうなされていた。
毎晩夢に出てくる青いバケツと真っ赤な血。
花子は、友人の伊藤ユキ(田山由起)に、そのことを相談する。
花子は、一ヶ月くらい前から記憶があいまいだという。
そんな自分を優しく受け入れるユキを見て、花子は女性同士の肉体関係を持ってしまう。
しかし、なぜか初めてではない不思議な感覚が…。

そこに絡んでくる連続殺人犯の男、野村邦夫(髙野春樹)。
そして、花子に接近するストーカー癖を持つ凶悪犯、根岸吾郎(米元信太郎)。

全てがつながったとき、驚愕の真実が明かされる。
果たして、青いバケツに隠された真実とは、何なのか?

精神科医 名越康文氏(「シューイチ」他TV出演多数) コメント
(一部抜粋可能)
現代映像と音と物語が、奥へ、まだ奥へと私の意識を内側に引きずり込んで行く。
生きることと傷つくこととは、暗闇の中の双子なのか。
我々が人生を一瞬も無駄にできないことを、この映画はまざまざと一人一人の胸元 に突き付けてくるだろう。 そしてその余韻は、未だに私の中で唸りを上げて回旋し続けている。
「終わらない映画」
私はこの作品を、そして同じような志をもって作られた作品群を総称してこう呼びたいと思う。 私たちは繰り返し繰り返し、人生を見失い途方に暮れる。
正にその地点に立って呼びかけてくる映画たちの歴史に、まったく新たな1ページが開かれたのだ。 精神科医  名越康文

『脂肪の塊』公式HP
https://shibonokatamari.net/

特報

予告編

『脂肪の塊』公式twitter

<作品情報>
2018年2月完成 99min・ステレオ・カラー
©T&Y FILMS ※ カナザワ映画祭2018 プレミア上映