本年度アカデミー賞監督賞にノミネート、今最も注目されるギリシャの鬼才、ヨルゴス・ランティモス監督の最新作『女王陛下のお気に入り』が、2月15日(金)より全国ロードショー致します。

主人公アン女王には、ゴールデングローブ賞で主演女優賞を受賞、本年度アカデミー賞でも主演女優賞にノミネートされたオリヴィア・コールマン。
貴族への返り咲きを狙う召使のアビゲイルには、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞(R)主演女優賞を受賞。本年度アカデミー賞助演女優賞にノミネートされたエマ・ストーン。
女王の幼なじみで親友のレディ・サラには同じく助演女優賞にノミネートされたレイチェル・ワイズという実力派三女優が集結。

この度解禁された特別映像では、ロケ地であるハットフィールド・ハウスで行われた撮影や、豪華セットの様子をデザイナー、衣装、製作、装飾などあらゆる視点から語っている。

ハットフィールド・ハウスは、15世紀末に高位聖職者の邸宅として建造された建物で、レイチェル・ワイズは「エリザベスI世が幼少期を過ごした。本作の舞台より古くからある宮殿よ。」と語り、プロダクション・デザインのフィオナ・クロンビーは、「改修も解体もされず、見事に保存されているの。大広間ではアヒル競争も…ある時は舞踏会が開かれ、ある時はアビゲイルの夕食会。臨機応変に空間を利用した。数多の絵画で彩られた部屋をアン女王の部屋にするため、大部分の絵画や家具を運び出しカーテンを変えた。前代未聞の試みだと思うわ。図書室はサラの部屋になり、金色の回廊は巨大な渡り廊下に。さらに泥浴のための巨大な浴室も建てた。階段からそのまま入れるアビゲイルの部屋も作った。」求めていた建築だったと大絶賛している。

ハットフィールド・ハウス

アン女王の部屋

アビゲイルの部屋

図書室(サラの部屋)

大広間(アヒル競争)

■映像

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<映像コメント>

○ヨルゴス・ランティモス(監督)
全編を一カ所で撮影した。私は実際の場所に行って、その場で考えるのが好きなんだ。
『ベン・ハー』さながら、中央にベンチを並べて走らせた。

○フィオナ・クロンビー(プロダクション・デザイン)
初期の段階でハットフィールドに決まった。まさに求めていた建築よ。
改修も解体もされず、見事に保存されているの。
大広間ではアヒル競争も…ある時は舞踏会が開かれ、ある時はアビゲイルの夕食会。
臨機応変に空間を利用した。

数多の絵画で彩られた部屋をアン女王の部屋にするため、大部分の絵画や家具を運び出しカーテンを変えた。前代未聞の試みだと思うわ。
図書室はサラの部屋になり、金色の回廊は巨大な渡り廊下に。
さらに泥浴のための巨大な浴室も建てた。
階段からそのまま入れるアビゲイルの部屋も作った。
自由な発想であらゆる空間を利用した。
セットに遊び心があって、とてもやりがいがあった。

○レイチェル・ワイズ(レディ・サラ役)
ロケ地はハットフィールド・ハウス。
エリザベスI世が幼少期を過ごした。
歴史ある場所で撮影することで全員の気持ちが入った。
本作の舞台より古くからある宮殿よ。

○エマ・ストーン(アビゲイル役)
初めて本物の宮殿に入ったけどすばらしかったわ。

○オリヴィア・コールマン(アン女王役)
とても美しくているだけで楽しかった。

○セシ・デンプシー(製作)
ロケ地として万能でさまざまな用途で使えた。

○アリス・フェルトン(装飾)
小道具や装飾をふんだんに使って、各セットに模様替えした。

○サンディ・パウエル(衣装)
壁の色などは一切変えずに、余計なものをそぎ落としていった。

○ナディア・ステイシー(メイクアップ・ヘアーデザイナー)
フィオナの作るセットは計算し尽くされてる。

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【STORY】

18世紀初頭、フランスとの戦争状態にあるイングランド。
虚弱な女王、アン(オリヴィア・コールマン)が王位にあり、彼女の幼馴染、レディ・サラ(レイチェル ・ワイズ)が病身で気まぐれな女王を動かし、絶大な権力を振るっていた。
そんな中、没落したサラの従妹アビゲイル(エマ・ストーン)が召使いとして参内し、その魅力がレディ・サラとアン女王を引きつける。
レディ・サラはアビゲイルを支配下に置くが、一方でアビゲイルは再び貴族の地位に返り咲く機会を伺っていた。
戦争の継続をめぐる政治的駆け引きが続く中、急速に育まれるサラとの友情がアビゲイルにチャンスをもたらすが、その行く手には数々の試練が待ち受けていた。

■監督:ヨルゴス・ランティモス『ロブスター』『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』

■キャスト:エマ・ストーン『ラ・ラ・ランド』『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』、レイチェル・ワイズ『ロブスター』『ナイロビの蜂』、オリヴィア・コールマン『ロブスター』、ニコラス・ホルト『シングルマン』『X-MENシリーズ』、ジョー・アルウィン『ビリー・リンの永遠の一日』

2018年/アイルランド・アメリカ・イギリス映画
配給:20世紀フォックス映画
(C)2018 Twentieth Century Fox

2月15日(金) 全国ロードショー!