『カミーユ、恋はふたたび』(12)がフランスで90万人動員した実力派監督・女優ノエミ・ルヴォウスキー最新作『マチルド、翼を広げ』に各界の著名人からコメントが到着するとともに、豪華コラボが決定しました。

豊田エリーさん(女優・モデル)、林家木久蔵さん(落語家)、星野概念さん(精神科医、ミュージシャン)などバラエティに富んだ著名人から、小さくて力強いヒロインの誕生に称賛の声が寄せられています。

さらにフクロウやフランスにちなんだコラボレーションも続々と決定。<フクロウカフェ もふもふ>新宿店と銀座店では半券サービスを実施。新宿エリアの人気ベーカリー<3 丁目のちいさなパン屋さん>ではオリジナルのフクロウパンを販売するほか、1/26(土)の「フクロウの日」にはシネマカリテでの初回鑑賞者の中から抽選で 26 名にフクロウパン無料引換券のプレゼントを行う。<渋谷ワイン酒場 ローディ>では、フクロウにまつわるワインやビールをフクロウサブレとともに提供するとともにパネル展を実施。フランスの紅茶ブランド<Janat>の表参道 サロン ド テ ジャンナッツではコラボティーを提供。初日来場者には、パリで話題の<SASSY>のシードルをプレゼント。(数量限定) さらに、キャンペーンで Janat や SASSY の賞品が抽選でプレゼントされる。詳細は公式サイトや SNS へ。
『マチルド、翼を広げ』公式サイト http://www.senlis.co.jp/mathilde-tsubasa
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『マチルド、翼を広げ』著名人コメント全文

人生が詩を作り、詩が人生を導いて、明日がやってくる。この慈愛に満ちた家族(とフクロウ)の物語は、詩情溢れる映像と溶け合って、心に残る一本となった。嬉しいときに見せるマチルドの表情がたまらなく愛おしい。
青野賢一(ビームス創造研究所クリエイティブディレクター/文筆家)

この映画は、世間とズレてしまっている母と、フクロウと喋ることができる娘の単なる可愛い話ではない。ある瞬間から愕然とさせられる。違う者同士が互いに明日を生きるために共存することへのもがきや訴えだった。
枝優花(映画監督『少女邂逅』・写真家)

幼い心にも孤独があったこと、そして孤独に抗う魔法をたくさん持っていたことを、この映画を観ていると思い出す。明日が来るのが不安な夜に、「いい日になるさ」と語りかけてくれるフクロウが、きっと私にもいた。
小川紗良(女優・監督)

子どもが主人公だけど、思い切り大人むけの映画。フクロウがしゃべるファンタジーだけど、思い切りリアルな映画。そして最後をしめくくるのは、映画にしかできない魔法!
金原瑞人(法政大学教授・翻訳家)

『マチルド、翼を広げ』は、フランチシェク・ヴラーチルの『鳩』やケン・ローチの『ケス』の系譜に連なる、孤独な子どもと鳥の心の交流を描いた映画だ。そして、マチルドは、『カミーユ、恋はふたたび』で高校生時代を二度生きたカミーユ(ノエミ・ルヴォウスキー)の子ども時代であり、『バード・ピープル』でスズメに化身したオドレー(アナイス・ドゥムースティエ)の子ども時代でもあるだろう。
小柳帝(ライター・編集者)

どれだけ振り回されても、ママのことが大好きなマチルド。愛は時に呪縛のよう。フクロウの声に耳を傾け、死者にも心を感じる彼女は、小さな体で大きな世界と対峙する。胸がチクっとして、愛おしい。
豊田エリー(女優・モデル)

マチルド大変だったね。でも私はアナタが羨ましい。だって神の従者フクロウと話が出来るんだもの。私もいつかウチのフクロウとしゃべりたい。人生持つべきものはお袋さんとおフクロウ。
林家木久蔵(落語家)

最後、大雨の中で舞うマチルドと母。
無言の2人に「対話」の真髄を感じました。
それを演出するのが、物言うフクロウ、人体模型、そして愛。
個人的に、完璧!
星野概念(精神科医・ミュージシャンなど)

自分のそばから離れてほしくない人が、遠くにいってしまいそうなとき、
悲しむよりも先に行動している9歳のマチルドが、とてもかっこいい。
困難を乗り越えたらおしまいでなく、自分の中でずっと大切に出来ることの強さ。
私たちは、何かを忘れようとしていただけなんだ。
真舘晴子(The Wisely Brothers)

マチルドと母。
一方通行の愛情はファンタジーだけが結び合わせている。
二人に内在する悲しみと混乱が一層、求めあう力に変わる。
彼女たちが分かりあう時、もう言葉なんていらない。
それは本当に自立する時、別れの時でもあるのだと思うと強く胸が締め付けられる。
美波(女優・モデル)

ほろ苦いお菓子みたいな母と娘のファンタジー。
観たらきっと、自分のママを抱きしめたくなる。
山崎まどか(コラムニスト)

※敬称略・五十音順