『ワンダーウーマン』:興行収入10億円突破!カップルや夫婦などグループで鑑賞し大ヒット
全世界で大ヒット中の『ワンダーウーマン』が8月25日(金)に日本で公開し大ヒットスターを切った。今週は大作が多数公開する中、本作は3週目に入るも、特に平日の高い動員数をキープし、脅威の強さを見せている。そして、本作が今週末に興行成績10億円を突破!アメリカでは女性監督興行成績歴代1位、興行成績が『アナと雪の女王』、『ハリー・ポッター』シリーズ超えなど、一大ムーブメントとなった『ワンダーウーマン』。日本でも、感動の嵐が巻き起こり、『ワンダーウーマン』旋風が起きている。
公開からの合計 観客動員数:747,421人 興行収入:1,040,447,500円
※公開日8月25日(金)
引き続き、脅威の興行をみせている今作のヒットの理由を新宿ピカデリー山中大輔支配人から聞いたところ、「大ヒットの要因ですが通常のアメコミ映画ですと男女比が7:3くらいなのですが、男女比は6:4と女性の来場が目立つことからアメコミファンに加え女性からも支持を得られているからではないでしょうか。また、客層も子供から大人まで幅広い事やカップルやご夫婦などグループでの来場が目立ちます。作品の満足度も高い事から口コミやリピーターでこの勢いはまだまだ続きそうです!」 と今後の興行も期待できる客層となっている。
SNS上でもまだまだ「とにかくカッコイイ」「美しいし、かっこいいし本当に気分が爽快になる」などのアクションに対する感想に加え、「感動した!」や「泣けた!」という感想が飛び交っており、ワンダーウーマンとなるダイアナが2度とは戻れぬ決意で生まれ故郷を後にし、最愛の男性と巡り合い愛を知り、そして大いなる決断をするその姿、感動のストーリーに多くの共感が生まれている。「2回目なんだけどやっぱり泣いた」「神だわこれwほんとにおもしろい!泣いたのは内緒ねw」「ワンダーウーマンひどい。めっちゃ泣いたやん。号泣したとか聞いてないし」「信じられないほど泣いた…1回目よりはるかに泣いた…」「君の膵臓を食べたいもワンダーウーマンもどえらい作品だった泣いた泣いた」といった感動のレビューが巻きおこっていると同時に、最近はワンダーウーマンのイラストを投稿する人も増えてきており、キャラクター自体が一般に浸透してきていることがうかがえる。
又、現在開催中のトロント映画祭でのインタビューで、レイチェル・ワイズがワンダーウーマンを鑑賞したことに触れ、「男性がなぜスーパーヒーロー映画に夢中になるかがわかったわ!だって私もワンダーウーマンと自分を重ねて観て楽しかった!」と発言したことにも注目が集まっている。まだハリウッド中でもワンダーウーマン旋風が続いているようだ。
世界中で大ヒットしたのは、女性だけの島で育ち、男性を見たことすらない好奇心豊かな<プリンセス>ダイアナが、外の世界を知り、人々の争いを止めるため<最強の美女戦士>ワンダーウーマンとして立ち上がる姿を描き、その感動的なストーリーとなっており、アメコミ映画を観たことのない層からも支持された。また、その世間知らずで時折見せるチャーミングな姿やそのプリンセス・ストーリーに、もはやアメコミというジャンル超え、女性、子供たちが共感を得て、ロングランヒットとなった。「Variety」による『ワンダーウーマン』が全米で大ヒットの検証によると、ワンダーウーマンの観客はヒット作品と類似しているが、特徴的なのは女性と50歳以上の年齢層は次第に増加してったことだろう。公開後3週間で女性観客層は男性観客層とほぼ同じ数にまで増加した。さらに、レビューがよかったことといい口コミが公開後の素晴らしい興行収入へとつながった。スーパーヒーローものの大作映画で男女比が同等というのはいまだかつて前例がなく、平均的なスーパーヒーロー映画だと男性が62%。。デイジー・リドリーという強い女性俳優が主演のあの「スターウォーズ:フォースの覚醒」でさえ男女比56:44だった。『ワンダーウーマン』では最初の数週間で50歳以上が12%から22%に増加.これは通常の大作と比較すると20%高い。また子供を連れて映画を見に来た親が多いといえる。
世代に超える感動を与える『ワンダーウーマン』。映画ライターからも新たなヒーロー像に絶賛の声があがっており、全米同様に、日本でも親子連れが徐々に増え始めている。
また既に、2回、3回鑑賞するリーピーターも多く。作品に対する評価の高さも伺える。
さらにワンダーウーマンの運命を大きく動かしたスティーブ・トレバー(クリス・パイン)に対して「2人の掛け合いが面白い」「彼こそが新しい男性像」「ワンダーウーマンとスティーブのロマンスに涙」「最後のセリフが最高過ぎる。もう一度見たい」などの絶賛の声も多い。そしてワンダーウーマンのポーズをした写真やコスプレの写真も多く見受けられ、『スーサイド・スクワッド』のハーレークインの時のような、若い女性にも注目を集まっている。9月2日には『マイナビ presents 第25回 東京ガールズコレクション2017AUTUMN/WINTER』が実施され、公式アンバサダーを務める乃木坂46の白石麻衣、西野七瀬が映画『ワンダーウーマン』のコラボTシャツを着用。西野は「これで(ワンダーウーマンみたいに)私もちょっと強くなったかな」とステージで披露し、10代~20代の女性の間で話題となった。映画『ワンダーウーマン』は高評価の口コミが広がり、幅広い客層、女性の支持と、アメリカ同様にロングランヒットが期待される。
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