この度、東宝・ギャガ共同配給による是枝裕和監督最新作『三度目の殺人』が、9月9日(土)より公開を迎えました。全国314スクリーンで封切られた本作は、公開から2日間で動員が、179,256人、興行収入が2億3311万2600円を記録。大ヒットスタートを切りました!

『そして父になる』から4年、是枝監督と2度目のタッグとなる福山雅治を主演に、是枝組初参加となる名優・役所広司を迎えた本作は、監督が近年描いてきたホームドラマから一転し、かねてより挑戦したいと考えていた法廷を舞台にした心理サスペンスです。
勝ちにこだわる弁護士・重盛(福山)が担当することになったのは、死刑がほぼ確実な殺人事件。容疑者は、二度目の殺人を犯した男・三隅(役所)。三隅の供述は会うたびに変わり、動機は一向に見えてこない。やがて浮かび上がってきたのは、被害者の娘・咲江(広瀬)の存在だった。なぜ殺したのか?本当に殺したのか?二度の殺人を犯した男の深い闇。その先に待ち受ける三度目の殺人とは―? 映画史に残る心震える心理サスペンスが誕生しました。
第74回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門へ選出され、現地時間9/5(火)に福山雅治、役所広司、広瀬すず、是枝裕和監督が公式会見やレッドカーペットに参加。さらに公式上映後には満席の会場から割れんばかりの6分間に及ぶスタンディングオーベーションが起こるなど、世界中から注目を集めました。

パソコンと携帯を使ったweb初日アンケート結果によると、男女比は41:59で、女性客がやや上回っており、年代別では36.0%で50代がトップ。続いて40代が28.9%、60代が11.9%となり、大人の観客が多く劇場に来場しました。
鑑賞動機(複数回答可)では、「キャストが好きだから」が圧倒的で、82.1%。また、2015年公開『海街diary』初日アンケートでは25.4%であった「是枝裕和監督作品だから」が48.1%と大幅に上昇。次いで「サスペンス映画が好きだから」が20.7%となり、大人の映画ファンの興味を惹いたよう。
公開初日から劇場に足を運んだ人たちからはSNS上で、「すごい作品だった。見る人によって考え違うんだろうな。かなりよかった。」「<受賞>だけで言ったら残念だけど…ベネチアでもたった1回の鑑賞で評価をするのは良い意味で難しかった気がしてます。とても素晴らしい映画です。」「是枝裕和監督の新境地かつ,監督の過去の傑作と並べても全く見劣りせず,寧ろある部分では完全に凌駕している素晴らしい作品。」と作品に対する絶賛の声が相次ぐだけでなく、「役所さんと福山さんの演技に観入ってしまいました…」「福山さんと役所さんの面会室のやり取りに心奪われ息出来なかった。」「接見室でガラス挟んで福山さんと役所さんが向かい合うシーンだけでも観る価値あります。良かった。」と初共演となる福山さんと役所さんの演技にも絶賛の声が集まっています。また、「何が真実なのか、事実が真実と言えるのか?まだ頭の中で巡っています。ましゃも言われていましたが、一度目、二度目、三度目とまた違った解釈というか、自分の中で見方がどう変わっていくのか、楽しみです。何度でも観たくなる映画です。」「友達と帰りの電車の中でずっと議論していた。終わってからこんなに楽しめる映画久しぶり!とりあえずもう一度みにいく。」などの声も相次いでいることから、平日やレディースデイでの高稼働やリピート鑑賞など落ちの少ない腰の強い興行が期待されます。

9月9日(土)・10日(日) 2日間成績
全国314スクリーン 
179,256人 233,112,600円

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