『ダンケルク』滝川クリステルさんも絶賛の、WEB限定特別コメント動画が到着!
アカデミー賞®最有力!世界63カ国初登場No.1、そして全米興収ランキング2週連続No.1を記録! 『ダークナイト』『インセプション』と、新作ごとに圧倒的な映像表現と斬新な世界観で、観る者を驚愕させてきたクリストファー・ノーラン監督が、実際に起きた史上最大の救出作戦を描く、大傑作が誕生! 360°全方位から迫る究極の映像体験『ダンケルク』が、9月9日(土)より日本公開となります。
ノーラン監督にとって初となる実話を元にした本作は、相手を打ち負かす「戦い」ではなく、生き残りをかけた「撤退」の物語。舞台は1940年、海の町ダンケルク。陸海空から迫りくるドイツ敵軍80万人。浜辺の兵士たちの背後には敵軍が迫り、目前の海中にはUボート、空からは爆撃機が容赦なく襲いかかる。敵軍の総攻撃はいつ始まるか分からない刻一刻と変わる絶体絶命の窮地に、英仏軍40万人の史上最大の救出作戦が決断される。民間船までもが救助に乗り出し、エアフォースが空からの援護に駆る。爆破される陸・海・空、3つの時間。走るか、潜むか。前か、後ろか。1秒ごとに神経が研ぎ澄まされていく。これまでも「時間」と「時空」を自在に操ってきた天才、ノーラン監督による圧倒のタイムサスペンスはいよいよ今週末公開!
この度、滝川クリステルさんが、ノーラン監督最新作『ダンケルク』へ驚きと感動のコメントを寄せました。
クリストファー・ノーラン監督最高傑作として、全世界で熱烈な支持を集めている映画『ダンケルク』。この度、本作の舞台となったフランスをルーツに持つ滝川クリステルさんが、本作を観賞。世界医療団親善大使やIOCの夏季東京五輪招致委員アンバサダーも務めるなど国際的に活躍する滝川さんは、この映画を「もっと観ていたかったです。99分で終わってしまいました(笑)。心底もう一回観たいです」と大絶賛。ノーラン監督による“究極の映像体験”に「ここまで惹き込まれてしまうと抜け出せない。でも、ちゃんと人間のドラマも感じて欲しい。だからこそ私は気持ちが動かされて、涙が止まらなかった」とトム・ハーディ、マーク・ライランス、キリアン・マーフィー、ケネス・ブラナーらイギリスを代表する名優と、幾多のオーディションを経て抜擢されたフィン・ホワイトヘッド、ハリー・スタイルズといった若手俳優たちの渾身の演技が紡いだ感動のドラマについてコメントした。また、「女性にとって抵抗があるテーマではありますが、戦争映画に必ずでてくる残酷で目を覆いたくなるような描写がないというのは驚きでした」と女性ならではの視点で、本作が他の戦争を舞台にした映画と一線を画していることを語った。滝川クリステルさんのコメント全文は以下通りです。
▼映画『ダンケルク』滝川クリステルさん動画コメント▼
■滝川クリステルさん コメント全文
Q.『ダンケルク』はいかがでしたか?
いい意味で「戦争映画」というものを覆されました。残虐な描写が多い「戦争映画」は女性にはちょっと抵抗があるので。それが戦争だとは思うのですが、なるべくそこは避けたいというのが本音です。でも、今回はそういった目を覆いたくなるようなシーンがなく、最初から最後まで、自分が戦争の追体験をさせてもらうという貴重な体験をさせてもらったという感覚です。
Q.どのように裏切られたましたか?
「戦争映画」を見ると、最後は重くなるというか、実際に起きたことなんだけれども、受け入れたくないものを突きつけられてモヤモヤしてしまうことが多かったのですが、今回は良い涙で終わりました。もちろん、絶望を感じさせられるところもありましたが、最後にちゃんと暖かい気持ちになって、すごく良かったです。
Q.これまでの「戦争映画」との違いはどこでしょうか?
民間の方が兵士を助けに行く、というところが違うと思いました。それが、この物語にとってとても大事な部分で、だからこそ監督はこの映画の題材にされたのだと思いますし、それがすごく印象に残りました。民間の方々もある意味、一人の兵士として戦争に向かい合っている。みんなが本当に戦っていたという事実を、リアルに感じました。小さな船で、何があるかわからないところに進んで行く心の強さ、タフさ。そこにすごく惹かれましたし、涙を抑えられませんでした。もちろんそこにいる兵士は、戦場で耐えるために自分を鼓舞してるんだと思います。でも、民間の方の「助けに行く」イコール「自分も一人の兵士として挑んでいる」という姿に対して改めて尊敬の念を抱きました。
どこから泣いていたのか覚えていないくらい、じわじわと泣いていました。俳優たちの演技の素晴らしさ、そして無駄なことが何もないので、入り込んで登場人物の気持ちを感じ取ることができました。
Q.見る前はどんな予想をされていましたか?
ノーラン監督の映画は好きなんですけど、ちょっと最初分かりづらいところから始まる特殊な構成で、迷路になるじゃないですか。今回もそういう形かと思ったんですが、それも全く裏切られました。でも、彼独特の飽きさせない、興味を持ち続けさせてる構成は流石だなと思いました。
Q.臨場感、没入感は?
ここまで惹き込まれてしまうと抜け出せない。「戦争を感じてください」という監督のメッセージだと思います。素晴らしい技術で観客をいざなう力を持っている監督、ここまで惹き込ませる映画ってあまり無いと思います。本当に体感していると誰もが感じる。「体感できなかった」という人がいたら、理由を聞きに行きたいくらいです(笑)。
「映画」というジャンルで終わってはいけないと思いました。でも、アトラクションでも無いし、そう感じても欲しくない。ちゃんと人間のドラマも感じて欲しい。だからこそ私は気持ちが動かされて、涙が止まらなかった。いい刺激を与えてもらいました。
Q.本作のポスタービジュアルは女性はとっつきにくいでしょうか?
確かにとっつきにくいですね(笑)。男性に感想を求めるべき映画だと思ったのですが、観終わって、女性の意見を求める理由がわかりました。女性にとって抵抗があるテーマではありますが、この映画はそういうことを一切忘れさせてくれます。そう思っていた私が馬鹿だったと、後悔させてくれる。戦争映画に必ずでてくる残酷で目を覆いたくなるような描写がないというのは驚きでした。でもそんなことも忘れさせてくれる。そんなことは関係ないというか、すべてを凌駕する世界観がすごいです!
Q.陸海空3つの視点から構成されるタイムサスペンスについてどう思われましたか?
秒針の効果音も革新的でした。あるようでないですよね。私は心臓の音のようにも感じました。3つの視点が入り乱れるのがすごく上手で、普通ならできないようなことがノーラン監督はできてしまうんですよね。『インセプション』の頃から「この人は人間なんだろうか?」と思っていました(笑)。普通ならばできないような、時空や次元をミックスさせる。だから飽きさせずに映画に入っていけるのだと思います。
Q.女性で「戦争映画はちょっと無理」という方に、本作をどう薦めますか?
この出来事があったから私たちがこうしていられる。これは男性が命をかけて築いてきてくれた歴史で、それを直視することが、私たちが生きていく上での責任なんじゃないかな、と思います。だから観て欲しい。こういうことがあったということを体験することは大事なことだと思います。
Q.好きな登場人物は?
マーク・ライランスが演じた、民間船の船長、ミスタードーソンです! ずっと舵を離さず、何があってもぶれずにダンケルクへ向かう。タフな心で、国を守るために行動する姿がかっこいい。男だな!と思いました。それから、小さな船で戦争へ向かうという絵を観るのは初めてで、とても新鮮だったからこそリアル感じました。民間人がどれだけの気持ちを持って40万人を助けに行ったのか。それが、監督が一番言いたかったことなのかな、と思いました。
Q.最後に、本作の感想をお願いします。
もっと観ていたかったです。99分で終わってしまいました(笑)。もっと観たかったし、心底もう一回観たいです。
もっと映画に入っていきたいですし、そうしたらもっと違う感情が出てくるだろうな、と思いました。
観終わってから周りにいた男性全員に「ダンケルクに行けますか?」と質問したのですが、皆さん「行きたくない!」と。そう思うくらいリアルで鬼気迫るものがありました。こういう史実の出来事を描いてくれる監督がいるという凄さ、リアルに歴史をきちんと表現してくれるノーラン監督の存在に感謝しています。
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