新星 阪本一樹×俳優 須賀健太 親友同士の切ない恋描いた『サイモン&タダタカシ』キャスト解禁
園子温、矢口史靖、李相日など日本映画界の第一線で活躍する監督たちを世に送り出してきた新人監督の登竜門「PFF(ぴあフィルムフェスティバル)」。<PFFアワード2014>ジェムストーン賞を受賞した小田学監督の長編デビュー作『サイモン&タダタカシ』の公開が2018年春に決定し、第28回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト フォトジェニック賞を受賞し、今作が映画初出演&初主演となる阪本一樹と、来年役者デビュー20周年を迎える俳優 須賀健太がダブル主演を飾ることが決定しました。二人は、親友に恋をしてしまったサイモンと、親友の恋心に気づかず“運命の女”探しに誘うタカシを演じます。
新星・阪本一樹と須賀健太が“運命の女”を探す ロードムービー!
日本映画界の新たな才能 小田学監督が描く男子高校生の淡い恋物語が来春公開決定!
園子温、橋口亮輔、矢口史靖、熊切和嘉、李 相日、荻上直子、内田けんじ、石井裕也など日本映画界の第一線で活躍する監督たちを世に送り出してきた新人監督の登竜門「PFF(ぴあフィルムフェスティバル)」。500本以上の応募があった2014年のコンペティション部門で、革新的でチャレンジングな作品に贈られるPFFアワード ジェムストーン賞を受賞した小田学監督の完全オリジナル脚本の長編デビュー作『サイモン&タダタカシ』の公開が2018年春に決定致しました。タイトルにもなっている、サイモンとタダタカシを演じるのは、第28回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでフォトジェニック賞を受賞した新星 阪本一樹と、公開となる2018年にデビュー20周年を迎え、映画・ドラマ・舞台とマルチに活躍する俳優 須賀健太。阪本は本作が映画初出演&初主演となり、親友へ伝えられない想いを抱えるサイモンの心の機微を透明感たっぷりに独特の存在感で演じました。繊細で内気なサイモンに対し、エネルギッシュでロマンチストなタカシを演じたのは須賀健太。強い意志を持ちながらもどこか抜けている、愛されキャラ・タカシをコミカルに演じています。本作は、工業高校に通う2人の男子高校生・サイモンとタダタカシのロードムービー。サイモン(阪本一樹)の想いに全く気づかない鈍感なタカシ(須賀健太)が、男ばかりの高校生活に終止符を打つべく、高校最後の夏休みに“運命の女”を探して旅に出ようと切りだします。それぞれ違う想いを抱えながら進む旅路は、流れ星が降った夜に思いもよらない結末へと向かっていきます。撮影はすでに終えており、今年9月16日(土)より開催される第39回PFFのクロージング作品として初お披露目上映されることが決定しております。
阪本一樹 コメント
映画の出演が決まった時は凄くびっくりしました。
なおかつ主演ということを知らされ、演技指導は1.2回しか受けたことがなかったのでとても不安でしたが、やるからにはがむしゃらに自分を見せれればいいなと思いました。
物語の始めは男子高校生のくだらないことで盛り上がったり、仲のいい2人が描かれているのですが、話が進むにつれて自分が思っていたことと全く違う結末に進んでいって凄く面白い脚本だと思いました。普段感情を出さないサイモンが、物語の終盤で感情が溢れでるところがあります。そこをぜひ見てほしいです。
須賀健太 コメント
「この映画はどんな映画になるんだ?」というのが初めて脚本を読んだ時の素直な感想でした。だからこそ、小田監督がどう具現化していくのかとても興味深く思いワクワクしたのを覚えています。サイモン役が阪本くんだと知り、いつの間にか事務所に後輩ができていた事に驚いたのですが…笑
撮影を通して阪本くんの持つ空気感がどんどん変わっていくのを1番近くで感じてそれが楽しく、撮影が終わる頃には”謎の親心”が生まれていました。笑
小田学監督 コメント
<阪本一樹さん演じたサイモンについて>
阪本くんは、お芝居自体初めての上に、男の友達を好きになる役を演じるのはかなり難しかったと思います。
たぶん男のことを好きになったことはないでしょうし…。
本人も悩んでいたようで、2人で蚊に刺されながら、公園で辛抱強く稽古を続けたのを覚えています。
結果撮影初日には何かが吹っ切れたように楽しそうに演じていて、しっかりと阪本くんのサイモンを見つけることができたんだと思いました。これからの俳優人生でも彼の粘り強さで、いろんな壁を乗り越えてほしいです。お互いに初監督、初出演だったので、そのうち共に成長してまた一緒に仕事が出来たらいいなと、今から思っています。
<須賀健太さんが演じたタダタカシについて>
須賀さんは、やはりキャリアを積み重ねてきてるんだな、と感動しました。
とにかく理解が早く、引き出しも沢山あり、僕の指示にすぐに対応してもらえ、思っていた以上のお芝居をしてもらえました。撮影現場では明るい雰囲気を作ってくれて、とても勉強させてもらいました。まっすぐで明るいタダタカシにぴったりの、超タダタカシでした。
この映画を作るにあたって、物語よりも、「サイモン」と「タダタカシ」を見て、“なんかいいコンビだなー”って思ってもらえれば成功なんだ、と思えた事が阪本くん、須賀くんで良かったと思えた一番の事でした。
Ⓒ『サイモン&タダタカシ』製作委員会