累計220万部突破!ミステリーランキング3冠・米澤穂信著、青春学園ミステリー「古典部シリーズ」待望の“初”実写映画化。「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に。」をモットーとする“省エネ主義”の折木奉太郎は、姉の命で部員ゼロ&廃部寸前の古典部に入部することに。そこに“一身上の都合”で入部してきたお嬢さま・千反田える。「わたし、気になります!」となると誰にもとめられない、好奇心のかたまりのような少女だった。えるに巻き込まれ、奉太郎は眠っていた推理力で学園に潜む謎を次々と解き明かしていく。そんなある日、奉太郎はえるから、33年前に起きたある事件の謎を解き明かしてほしいと依頼される…。旧友、福部里志、伊原摩耶花も加わり、神山高校新生古典部として活動を開始した彼らは、事件の真相へと迫ってゆく―。 甘くて冷たい、謎解き青春学園エンターテインメント。
主演、折木奉太郎役・山﨑賢人、千反田える役・広瀬アリスに続き、追加キャスト発表!!!

千反田えるの伯父、33年前に起きたある事件の重要人物である関谷純役を、近年では『GANTZ』(11年)等で高い評価を得、『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』二部作(15年)、「ラブホの上野さん」(CX/17年)、『鋼の錬金術師』(17年)と映画・TVで幅広く活躍し、その才能を発揮する若手実力派俳優・本郷奏多が演じます。
千反田えるが折木奉太郎の推理力を見込み、伯父(関谷純)が“やさしい英雄”と呼ばれるきっかけとなったある事件の謎を解き明かしてほしいと依頼したことが、本作物語の最大の軸。消息不明の伯父と神山高校古典部に纏わる事件の謎の真実を知りたい…という一身上の都合で古典部に入部した千反田える。5歳のえるが、叔父から、彼がかつて神山高校で籍を置いた古典部に関するとある話を聞かされ号泣した記憶、その日を最後に消息不明になった叔父。その真相に迫った奉太郎ら新生古典部は、33年前に発行された古典文集「氷菓」へとたどりつき、神山高校で起こったある事件で関谷純が英雄として学園を去った事実を知る。33年間封印され続けた学園の謎――“やさしい英雄”?、文集「氷菓」に秘められた真実とメッセージとは何なのか?謎が謎を呼ぶ物語の鍵を握るのは、関谷純の過去。ミステリアスな魅力をもつキャラクターを本郷奏多が熱演!

コメント
●本郷奏多さん
•本作のオファーを受けてのご感想
アニメを観ていて好きな作品だったので、純粋に嬉しかったです。
•原作「氷菓」について
無理なく実写化できる世界観でありながらとても人気のある作品なので、実写化するなら是非みてみたいなと思っていました。
•役作りについて
安里監督とお会いしてみたかったので、今回ご一緒できて嬉しかったです。仰っていただいたイメージに近づけるようにしたつもりです。
•現場の雰囲気はいかがでしたか?ご共演者について等含めおきかせください。
終始一人での撮影だったのでどなたともご一緒できず寂しかったです。
•公開を待つファンの皆さんへメッセージをお願いします。
心地よい世界観の作品になることと思います。是非楽しみにしていてください。

●安里監督
•本郷さんのキャスティング経緯
『氷菓』のタイトルにも関わる最重要人物、関谷純のキャスティングについては大いに悩みました。33年前の高校生で、
今はいない。奉太郎たちの想像の中でしか出てこない少年。脚本を執筆している時は、顔すら出さなくてもいいのではないか?とすら考えました。ですが、謎解きをしていく中追いかける先にあるその少年の姿、真実を知ったときに見てしまうその少年の顔、それらがやはり必要だと感じ、本郷奏多さんにお願いしました。撮り終え、その上がりをみた時に、その決断が本当に正しかったと痛感しております。本郷さんの迫力、説得力は私の頭にあったものを超えていました。
•本郷さんの魅力
天才とはこういう人を言うのかもしれないと感じます。こちらが持っていきたい方向をいつの間にか理解していて、気づいたらこなしてしまっている。聡明で、芝居やアクションの勘が素晴らしく、撮影していて感動する瞬間が何度もありました。本当に魅力的な役者さんです。

(C)2017「氷菓」製作委員会

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