友だちになれる、何度でも。“いじめ”という目に見えない悪魔に、少女たちはどう向き合うのか--。
『オアシイス』・『シークレット・サンシャイン』名匠イ・チャンドンが認めた若き女性監督が描く”なかよし”二人の成長の物語。

◆『オアシス』『シークレット・サンシャイン』の名匠イ・チャンドン監督が企画開発から携わり、新鋭ユン・ガウン監督が自身の経験を元に描いた、少女ふたりの成長物語『わたしたち』の予告編が完成しました。
予告編の冒頭から本作を紹介するのはなんと!主人公の少女ソンにいつも面倒を見てもらっている弟のユン君。ユン君を演じているのは、映画の設定と同じく当時4歳の男の子カン・ミンジュン。
主人公の少女たちと同じく、100人以上の子役オーディションから選ばれ、演技は初めて、映画初出演となります。
本作では、初めての友情や嫉妬などあらゆる感情に戸惑い葛藤する子どもたちの姿を生き生きと鮮烈に切りとり、等身大の繊細な心の揺れまで丁寧に描いています。是枝裕和監督の「誰も知らない」「奇跡」などを彷彿とさせる、子どもたちの自然体の演技が魅力の作品です。

◆予告編では、お姉ちゃんのことを心配しているような表情を見せる弟のユン君。実は、ユン君ははたして少女たちの友情、子どもたちの複雑な人間関係はどこへ向かうのか。物語のゆくえが気になります!

◆公開劇場では、特典「ミサンガブレス&ポストカード」付き前売り券も販売中!
特典のミサンガは、映画のなかで重要アイテムとして登場。
主人公のソンは手先が器用な女の子で友だちのために手作りでミサンガを作ります。

◆是枝裕和監督から本作『わたしたち』への応援コメントを頂きました↓
「主人公の少女ソンから目が離せなかった。ファーストカットからずっとだ。
彼女の戸惑い、友情への期待、そして、落胆。
どんな些細な表情の変化も見逃すまい、と、監督は強靭な覚悟で寄り添った。
大好きな作品。」

映画概要
友だちになれる、何度でも。
子どもたちの表情と言葉を追うだけで濃密でドラマチックな展開を見せる、比類なき傑作の誕生。

人生で初めて経験する友情、裏切り、嫉妬、すべての感情に戸惑い葛藤する子どもたちの姿を生き生きと鮮烈に映し出す本作『わたしたち』は、『オアシス』『シークレット・サンシャイン』の名匠イ・チャンドン監督が見出した新鋭ユン・ガウン監督が自身の経験を元に描いた作品。イ・チャンドン監督が企画者としてシナリオ開発から携わり、ユン監督と共に「真実の話の中の、本当の瞬間」を求めて絶えず話しあってシナリオを完成させた。
誰もが通り過ぎてきた子どもたちの世界を通して、いじめやスクールカースト、家庭環境の格差など、現代が抱える社会問題を盛り込みながら、他者との繋がりの中で生きる「わたしたち」の関係について問いかける本作は、第66回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門ノミネートを皮切りに数々の国際映画祭に招請され、「世界中の人々が出会うべき傑作(ズリーン国際映画祭)」と国籍世代を問わず多くの絶賛と共感を得ている。日本でも第17回東京フィルメックスの観客賞などトリプル受賞の快挙を成し遂げた。
”いじめ”という目に見えない悪魔に、少女たちはどう向き合うのか--。子どもたちの表情と言葉を追うだけで濃密でドラマチックな展開を見せる、比類なき傑作!ぜひご期待ください。

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