『追憶』第20回上海国際映画祭コンペティション部門出品決定!

既に第20回上海国際映画祭(6月17日~26日開催予定)での公式上映決定を発表していましたが、この度【コンペティション部門<金爵賞(Golden Goblet Award)>】にて出品が決定しました!1993年より開催され、アジア最大級の規模を誇る上海国際映画祭は、国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の長編映画祭で、昨年は来場者数が延べ34万人を超え、51のスクリーンで445作品が上映されました。20回目を迎えた今年、益々盛り上がりをみせそうな本開催で、「追憶」は最優秀作品賞を狙います!1999年に行われた第4回開催で「鉄道員(ぽっぽや)」(監督:降旗康男/撮影:木村大作)が上映された際、降旗監督は審査員として参加。そして2015年に行われた第18回開催で、
名優・高倉健を偲んで企画された『高倉健トリビュート上映会』のオープニングセレモニーにも降旗監督が特別ゲストとして登壇しました。高倉健、そして降旗監督と縁が深い上海国際映画祭で、岡田×降旗×木村のタッグによる本作がどのように迎えられるのか期待が高まります!降旗監督が紡ぐ最高のヒューマンミステリー、そして木村大作キャメラマンによる観るものの魂を揺さぶる日本の情景が、世界にお披露目される機会となります!
※授賞式は日本時間6月25日(時間未定)に行われる予定です。
【降旗康男監督 コメント】
このような機会をいただき、とても光栄に思います。上海国際映画祭には過去2度お伺いしたことがありますが、日本映画愛に溢れている素晴らしい映画祭だと思っています。高倉健さんにも縁があるこの映画祭に、岡田准一さんを新たに迎え、9年ぶりに木村大作さんと一緒につくった映画が招待されたことを大変嬉しく思います。日本を飛び出して海外で上映されるとはよもや想像もしていなかったので、長く映画界に携わってきて良かったなぁとしみじみ感じております。上海のみなさまに、不器用な人間たちの物語、そして詩情溢れる日本海、北陸地方の景色を観てもらえることを楽しみにしています。