『イカとクジラ』(05)でアカデミー賞®脚本賞にノミネートされ一躍時代の寵児となったノア・バームバック監督の最新作『ヤング・アダルト・ニューヨーク』が 7 月 22 日(金)より TOHO シネマズ みゆき座ほかにて全国公開されます。
ブルックリンに暮らす、世代の違うカップルたちのモラルや価値観のズレ、成功への夢と野心のぶつかり合いを、リアルかつユーモラスに描く本作は、ヒップスターたちのライフスタイルと最先端カルチャーを 80 年代のサウンドに乗せて贈る、クスッと笑えて、少しほろ苦くて、最後には胸が熱くなる“迷子の大人たち”の成長物語です。

本作でまだまだ“若いつもり”の 40 代夫婦の妻コーネリアを演じたのは、過去に『21 グラム』『インポッシブル』でアカデミー賞®主演女優賞に 2 度もノミネートされたナオミ・ワッツ。自分たちとは対照的で、常識に縛られずクリエイティブに生きる 20 代カップルから刺激を受け、彼らと行動をともにするようになる自身と同じくミドルエイジの等身大の姿を好演しています。シリアスな人間ドラマを得意とする大女優の彼女が、本作ではヒップホップダンスに挑戦しており、予告にも収録され話題となりました。
この度、そんな彼女の体当たりのヒップホップダンスシーンについて監督・キャストが語る特別映像が到着いたしました!

お気に入りのシーンのひとつだと語るのは、一緒にヒップホップを踊ったダービー役のアマンダ・サイフリッド。ダービーに誘われるがまま突然ヒップホップのクラスで 20 代の学生たちに交じってダンスを踊らなくてはならない状態になってしまったコーネリア。もちろん最初は戸惑い、見よう見まねでダンスを踊るもどうもぎこちない…。そんなナオミのダンスシーンを見て、「涙がでるほどバカ笑いしたよ」と語るのは本作の監督を務めたノア・バームバック。「でもちょっとアドバイスしたらできるようになった」と語るように、すぐにコツを掴んだコーネリアは次第にクラスに溶け込み自分よりずっと年下の若者たちと熱いダンスで盛り上がっていきます。自身で、「私はリズム感が良いほうじゃないの」と語るナオミ・ワッツ。だが「こういうリアリティのあるコメディに出演するのは楽しかったわ」と、いつもと違うユーモラスな役柄や本作のダンスシーンも楽しんで演じていたようです。
演技派ナオミ・ワッツの思わずクスッと笑ってしまう熱いヒップホップダンスシーンが観られるのはこの映画だけ!

https://www.youtube.com/watch?v=xMN9vskxsLU

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=53893

執筆者

Yasuhiro Togawa